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ブリヂストンの新アイアン「241CB」 どこが進化?男女プロの使用状況は?
◇国内女子◇資生堂レディスオープン◇戸塚CC西コース(神奈川)◇6697yd(パー72)◇
この秋発売予定のブリヂストンの新しいアイアン、「241CB」と「242CB+」がツアーでローンチされてから1カ月近くが経った。その使用状況、選手の反応などをおさらいしたい。
ともにキャビティバックのツアーアイアンで、それぞれ221CBと222CB+の後継にあたる。241CBの一番の変化はソールにある。リーディングエッジの削りが変わり、さらにトレーリングエッジ(バックフェース側)も含めてミラー仕上げとなった。「昨年からプロに試作品を打ってもらって、そのフィードバックを受けて改良を重ねてきました」(同社ツアーレップ)と、ヘッドの抜けがさらに向上したという。
プロや上級者のようにダウンブローの強いタイプのゴルファーにとっては、トレーリングエッジのわずか数ミリの削りの違いが恩恵につながるのだろう。ミラーリングの仕上げは所有感もあり、さらに抜けの良さが打感の向上にもつながっているという。242CB+のソールは241CBに比べて厚みと丸みがあって、こちらはシャロー(浅い入射角)に入れてくる選手に合うとのこと。
さて、プロの使用状況はどうなっているのか。米国女子ツアーで戦う吉田優利が「241CB」に替えていたのはご存じだろうか。クラブを簡単に替えない吉田が、テスト直後にいきなりバッグインしたのには驚いた(しかもメジャー前に)。
「全米女子プロの会場でテストしたところ『刺さり過ぎず、抜ける感じがいい。ボールも一段階上に上がります』という評価をいただきました。もう前のモデルは日本に持って帰ってくださいと言われたので、我々も正直びっくりしました」(同ツアーレップ)。これまでは、6番~PWが221CB、5番アイアンが222CB+というコンボだったが、今回は5番~PWを全て241CBで揃えた。
吉田以外にも、桑木志帆(241CB)、阿部未悠(241CB)、佐藤心結(241CB)、鶴岡果恋(242CB+)らがテストを行い、実戦投入に向け調整を重ねている。
一方、男子ツアーでも比嘉一貴、木下稜介、宮里優作、長野泰雅、西山大広らがテスト(全て241CB)。その状況を見る限り、やはり241CBを好む選手が多い。中でも比嘉と木下は試打結果も良好で「カオが変わらず良いですね。ソールの抜けもバッチリ。打音がいいから、打感も良く感じます」(比嘉)と、2人とも今週の「日本プロゴルフ選手権」から使用を予定している。
その後の使用状況、選手の反応など続報を待たれよ。(編集部/服部謙二郎)
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