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セブンドリーマーズ/宇宙分野で培った世界トップクラスの高精度技術をひっさげてシャフト業界に参入

2014/04/08 18:38
普段は柔らかな物腰だが、精度に関する絶対的な自信は誰にも負けないと語気を強める

GDO「生産本数など具体的な目標はありますか」

阪根「技術や設計には絶対的な自信がありますが、一般ユーザーにブランドを認知して、購入頂くB to Cビジネスへの挑戦は始まったばかりです。もちろん社内的な生産本数の目標はありますが、初年度はさほど意識せず、4年後の2018年に年商10億円のシャフトメーカーになるのがひとつの通過点です」

GDO「ゴルフの専門的分野はどのようにカバーしていますか」

阪根「ご縁があって、ゴルフクラブメーカーでの勤務経験がある人材を採用できました。また、ゴルフスイングに対応する特殊な性能に関する知見については、ヘッドやシャフトの設計に30年以上携わっており、素材にも精通している方の協力が、ゴルフ事業立ち上げに際して後押しとなった理由のひとつです」

GDO「カーボン素材だけをゴルフメーカーに提供することは考えませんでしたか」

阪根「以前より、違う事業を立ち上げて製品をつくるのであれば自社ブランドでの実現を考えていました。シャフトに関してはメーカーのOEMも考えていません」

GDO「本業と新規事業の業務配分は」

阪根「自分自身はこの事業をスタートすると決めてからは8対2の割合で新規事業に注力しています。本業は、圧倒的な技術力により毎年150%程度業績をのばしています。金属を軽くて強度があるカーボンに置き換える需要は多いのですが、カーボンの設計は大変難しく、まだまだ技術開発要素があります。加えてコストが高く、これまでは宇宙や飛行機など空を飛ぶものやF1などでしか採用できなかったのですが、コストを削減する技術が発達し、様々な分野での応用が始まっています。カーボンの成形品は今までは職人しかつくることができませんでしたが、無人で量産できる製造装置の技術開発に成功し、樹脂から社内で一貫して生産をすることが実現できました。カーボンシートを外部から購入し、時間をかけて生産をしている他社とは技術革新において圧倒的な差があります」

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