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セブンドリーマーズ/宇宙分野で培った世界トップクラスの高精度技術をひっさげてシャフト業界に参入

2014/04/08 18:38
マニアにはたまらないカーボンが織り成す美しい質感を生かしたデザイン

GDO「クラブヘッドの製作依頼はありますか」

阪根「よくありますね。カーボンヘッドは存在しますが、フェースに使用した場合、高い金属音がしないので、飛んだ気分にならないという音の問題があります。しかしながら、我々には、カーボンを一定条件のもとである樹脂で硬化させることで金属音をさせる技術があります。ゴルフ業界の方にお話しをすると“是非やりましょう!”と言われるのですが、ヘッドに手をだすとクラブメーカーの競合になってしまいますので、製作する場合にはOEMか、ダブルブランドになると思います。可能性はありますが、まずはシャフトメーカーとしてトップになるために、ヘッド開発はあまり考えないようにしています」

GDO「かつて、アウトドアスポーツ用品メーカーの“SHIMANO”がオーダーメイドシャフトを手がけ、撤退したことがありますが、事業が成功する見込みはどの程度ありますか」

阪根「事業の投資額は相当なものでしたが、新規参入した最大の理由は、完璧な精度が求められる分野において、開発技術では誰にも負けない自信があるからです。ゴルフは小さいボールを300ヤード先の20ヤード幅に落とすことを求められるスポーツです。スイングがばらついた上に、道具の精度が低いと、上達する訳がないし、ゲームになりません。とてもシンプルな形状のゴルフシャフトですが、精度を高く製造することはとても難しいので、技術革新のニーズが高く、世界一の精度を誇る我々が手がければタイガー・ウッズでさえも使いたいと思うものがつくれるはずです。間違ったブランディングさえしなければ勝算はあります」

GDO「どのようなブランディングをしますか」

阪根「今年2月のジャパンゴルフフェアで長期にわたって準備してきたブランドを発表しました。始まったばかりで、知名度が低いにも関わらず、想像以上に口コミによる広がりを感じています。当社の製品は決して安くはないですですが、体験した方が値段以上の価値を他の方にきちんと伝えてくれるかどうかがブランディングのポイントです。世界一高額なシャフトですが、既に購入いただいている方や興味をもっている方が既に多くいらっしゃることは、クオリティに納得して価値を見出していただけている裏づけです」

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