「“やさしく遠くへ”を追求したゼクシオの新発想」 ~ダンロップ編~ 2014年 Vol.6
2014/08/12 09:00
スクリソン NEW Z シリーズは、飛距離性能を追求
ゼクシオのヘッド重心設計とは対称的に、浅重心のヘッドでハードヒッターが飛ばせるモデルとしてメダルを獲得したのが『スリクソン Z725 リミテッドモデル ドライバー』。こちらは限定で追加発売されたモデルだが、どんな経緯で市場に投入されたのか。
「プロや上級者から“もっと強い球で飛ばせるドライバーが欲しい”との声を受けてリリースしたのがこのドライバーです。2012年に発売したスリクソンの3モデルよりも、ヘッドの重心位置を浅く低く設計しているのが特徴ですね」(川見洋史氏)
HOT LISTの特別テスターからは、この『スリクソン Z725 リミテッドモデル ドライバー』は、松山英樹プロが現在も使用している2008年モデル『スリクソン ZR-30 ドライバー』をモディファイしたモデルなのでは、との推測の声が聞かれていた。実際にはどうなのか。
「そういった趣旨はありませんでしたよ(笑)。どちらかというと、このドライバーは2014年秋に発売する『スリクソン NEW Zシリーズ』のプロトタイプ的なものでした。もうすでに新製品を発表しましたが、新しいスリクソンのコンセプトは“飛び”に集約されます。他社のドライバーを圧倒する飛距離を実現するために、採算を度外視してまでもカップフェースを採用しています。フェアウェイウッドも同様で、従来モデルよりも10ヤードは飛距離がアップしています。新しい『スリクソン NEW Zシリーズ』にどうぞご期待ください!」
新しいドライバーをテストした松山英樹プロは、なんと14ヤードも飛距離がアップしていたという。飛距離にこだわった新しいスリクソンには、大きな期待が持てそうだ。