1位の「M2」と圏外の「M1」 売れ筋ランキングの差はなぜ?
主にドライバーで同メーカー・同ブランドが同時期に数種類のモデルを発売することが、近年珍しくなくなってきている。選択肢があることは良いことだが、「いったいどっちを買ったらいいのやら…」とうれしい悩みで頭がグルグル回っているゴルファーも多いのでは? そんなことを考えていたところ意外な事実が判明した。GDOゴルフショップの売れ筋ドライバーのランキング(集計期間:7月1日~7月31日)を見てみると、テーラーメイドの「M2 ドライバー」が1位なのに対し、同メーカーの「M1 ドライバー」は圏外で、明らかな差が出たのだ。
ツアープロはどっちを使っている?
ツアープロで見てみると、世界ランキング1位でツアー屈指の飛ばし屋であるダスティン・ジョンソンは「M1」を使用。今年のマスターズを制したセルヒオ・ガルシア、全米オープンを制したブルックス・ケプカ、ロリー・マキロイ、ジョン・ラームらは「M2」という具合にプロの間でも「M2」の使用率が高い。
価格を見てみると…
両モデルの価格を調べてみると「M1」が税抜7万2000円、「M2」が税抜6万3000円で、その差は9000円。売れ筋ドライバーのTOP3に入っているキャロウェイ「GBB エピックスター」やタイトリスト「917D2」は税抜8万1000円で、とりわけ「M2」の割安感は売れ行きに影響していそうだ。
一方、中古市場を見てみると「M1」「M2」ともに税抜3万8000円台~と、価格の差はそれほどない。「M2」は在庫数が5本程度と品薄な状態が続いているが、「M1」は10本程度あるので、欲しい人は中古クラブを狙ってみるのも面白い。
球が“つかまる”モデルの根強い人気
売れ筋のTOP3に入る、テーラーメイド「M2」、キャロウェイ「GBB エピックスター」、タイトリスト「917D2」は、どれも兄弟モデルが存在するのだが、比較的球がつかまりやすいやさしいモデルが人気だ。
日本人ゴルファーの8割がスライスに悩んでいると言われている。長きにわたって多くのゴルファーから支持を得ているダンロップ「ゼクシオ」の強さも、球のつかまりやアドレス時の安心感を求めているユーザーが多いため、というのがゴルフショップでの定説だ。
売れ筋ランキングでわかる最近のトレンドは、ツアープロ使用モデルという実績で“上級者向け”のテイストを保ちながら、実際に打ってみると“球がつかまってやさしい”こと。見た目も、スコアも-。これまでは相反してきたゴルファーの見栄を満たしてくれるドライバーは、今後も人気を博しそうだ。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
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