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「SIM グローレ」の登場で歴代グローレがお買い得に

2020/10/09 05:00
グローレシリーズは、可変スリーブとそうでないものが混在するので、シャフトをよくチェックして購入しよう

テーラーメイドから「SIM グローレ ドライバー」が10月9日に発売された。「グローレ シリーズ」は日本のゴルファー向けに開発されたモデル。根強い人気を誇る住友ゴム工業の「ゼクシオ シリーズ」の対抗モデルと言えるが、今回のSIM グローレは、9月の男子ツアー「フジサンケイクラシック」で、飛ばし屋の池村寛世が使用したことでも話題になった。

グローレ シリーズは、テーラーメイドの他ドライバーと特性が異なり、ボールのつかまリがとても良いのが特徴。「外ブラのクラブだとボールがつかまらない」というゴルファーに人気がある。

前作となる「M グローレ ドライバー」(2018年)の新品はすでにマークダウン(値下げ)されて、中古価格もかなり下がっている。ヘッドは、専用鍛造製法の「フォージド ツイストフェース」が採用され、カーボンとチタンのコンポジット素材という凝った作り。中古だと3万円台から見つけることができるだろう。ただ、可変スリーブではないので、装着シャフトにこだわって選ぶことをオススメする。

M グローレのさらに前のモデルとなる「グローレ F2 ドライバー」(2016年)は1万5000円前後から。また、国内女子、シニアツアーで特に人気だった「グローレ ドライバー(初代グローレ)」(2012年)は、1万円台前半からが相場となっている。初代グローレは“名器”の呼び声が高く、同年発売の他モデルと比べると、まだ割高感がある。

基本的には、3モデルともボールのつかまりが良く、フェード系のゴルファーなら、シャフトを替えるだけで、ハードヒッターから女性ゴルファーまで対応できる懐の広さが魅力。これら3モデルよりも、よりつかまるドライバーが良いなら「グローレG ドライバー」(2015年)を選ぶといいだろう。中古なら1万円台前半から見つかる。

どんなにスイートスポットが広く、反発性が高くても、ボールがつかまらないとインパクト効率が下がって飛距離が出ない。つかまりがよく、日本のスライサーを救ってきた歴代グローレを中古ショップで試し、自分に合うモデルを探してみよう。

テーラーメイド
思い通りの飛びへ。目指したのはクラブの理想形
発売日:2020/10/09 参考価格: 92,400円
テーラーメイド
日本のゴルファーがさらにやさしく飛ばせる
発売日:2018/10/26 参考価格: 88,560円
テーラーメイド
前作に比べ、つかまりがアップ
発売日:2016/10/07 参考価格: 91,800円
テーラーメイド
発売日:2015/11/07 参考価格: 95,040円
テーラーメイド
発売日:2014/10/10 参考価格: 86,400円