21年女子ツアー優勝請負シャフトを中古でチェック
2021/12/17 05:00
売れ筋ドライバーのスリーブが付いたシャフトが中古ショップで大人気だ。そこで今回は、2021年の国内女子ツアーで優勝者が使っていた主なシャフトに注目してみた。
今年8勝の稲見萌寧が使っていたUSTマミヤ「The ATTAS」は2018年発売のモデル。クセのない中調子シャフトで、中古だと2万円を切る価格から発見できるだろう。
今年8月からツアーに投入された藤倉コンポジット「スピーダー NX」は、シーズン後半だけで西村優菜2勝、渋野日向子2勝、古江彩佳3勝、三ヶ島かな1勝の合計8勝。西村は「スピーダー エボリューション 3」、渋野は「VENTUS BL」、古江は「スピーダー TR」、三ヶ島は「スピーダー エボリューション 5」からと、それぞれ違うシャフトからの変更で優勝しており、間口が広い性能のシャフトだとうかがえる。中古では3万円を切る価格から見つけられた。
小祝さくら4勝、上田桃子1勝の通算5勝を記録したのが、グラファイトデザイン「ツアーAD PT」。こちらは2006年の発売から15年が経過しており、14年にはデザイン変更をしている。息の長いヒット作が多い同社製シャフトの中でも、一番のロングセラーだ。残念ながら中古ではなかなか発見できない。
多くの女子プロたちの優勝を支えたシャフトを体感してみたければ、この冬に中古ショップを活用してじっくりと選んでみてはどうだろうか。