ウッズの使用クラブは中古でどのくらいそろえられる?
2022/04/15 05:00
自動車の単身事故によって足に重傷を負い、「マスターズ」で1年2カ月ぶりに電撃復帰したタイガー・ウッズ。今回は、オーガスタで4日間をプレーする感動的なカムバックを遂げたウッズのクラブが、中古ショップで手に入れられるのかを調査した。
パター以外は契約先のテーラーメイドでそろえる中で、ドライバーは最新モデル「ステルス プラス ドライバー」(2022年)を使用。同シリーズの「ステルス ドライバー」と「ステルス HD ドライバー」は中古ショップでも見かけるようになってきたが、「プラス」は販売店を限定しているためにレア。中古品が並ぶには、もう少し時間がかかりそうだ。
3W(15度)の「SIM フェアウェイウッド」(2020年)は、チタンヘッドで低スピン弾道が持ち味のクラブ。中古ではレア度が高く、見つかれば2万円台前半からが相場となる。5W(19度)の「M3 フェアウェイウッド」(2018年)は、小ぶりなヘッドながら操作性の高さが持ち味で、1万円台から見つかる。
アイアンは、ウッズのシグネチャーモデルである「P7TW アイアン」(2019年)。限定発売だったこともあり中古ではほとんど見つからない。在庫があったとしても、程度の良いモノだとセットで20万円を超えてくる。
ウェッジの「ミルドグラインド2 TW ウェッジ」(2019年)は3万円を切る価格で見つかる。パターはスコッティ・キャメロン「GSSニューポート2」のプロトタイプで、もし中古で見つけられたとしても、高級外車が買えるぐらいの価格になるといううわさだ。
ケガを負う前のセッティングと比較すると、ドライバー以外は替えていないこだわりを持ったセッティング。少しでもウッズの気分を味わいたければ、入手しやすいクラブを試してみるのも良いだろう。