プロ初Vギア 蝉川の「ブループリント」と岩井の「スパイダー X」は中古でいくら?
2023/04/21
プロ初優勝を果たした22歳の蝉川泰果と20歳の岩井明愛。国内男女ツアーで勝利を遂げた若手2人が使うクラブの中で、特に気になる蝉川のアイアンと岩井のパターを“中古ショップ的”に調査してみた。
ピンと用具使用契約を結ぶ蝉川は、3Wを除く13本を同社のクラブでそろえている。アイアンは3種類を使い分けており、3番は「i525」(2022年)、4番からW(PW相当)までは「ブループリント」(2019年)、その下のUWは「i230」(2023年)を使用している。
「ブループリント アイアン」は、ピン史上初の鍛造マッスルバックモデル。コンパクトなヘッドサイズでソール幅も狭めだが、同社のアイアンらしくバウンス角がしっかりとついており、ダフリ気味な当たりでもボールが上がってくれるミスへの寛容性も備えている。純正スチールを装着した6本セットで10万前後からが相場だ。
また、蝉川はアイアンセットとして用意されている46度のWと「i230」のUW(50度)を使用。アプローチショットを最優先と位置付けて作られる単品ウェッジに対して、アイアンセットに含まれるPWやAWはアプローチショットだけでなく、フルショットでの性能に重点を置いて作られることが多い。「i230」は今年発売されたばかりのため、UWだけ中古で購入するというのは難しいが、中古でアイアンセットを購入する際にPWの次の番手までそろっているものを狙うのはどうだろうか。「i525」の3番は、在庫数は少ないが2万円前後から見つけることができる。
岩井明愛は、パターを除く13本を契約先のヨネックスで統一している。パターは昨年9月からテーラーメイドの「スパイダー X カッパーホワイト スモールスラント」(2019年)を愛用中。やや小型のネオマレット形状で、ミスヒットに強いオートマチックさもある。スモールスラントネックは、フェースバランスではなくなるが、重心角があることでヘッドをコントロールしやすく、操作性が高まるというメリットがある。中古で1万5千円前後から見つけることができた。
いずれも特別なプロ支給モデルを使わず、我々が手に入るギアを上手くセッティングしている印象。どれもやさしさと操作性をバランスよく組み合わせたモデルで、アマチュアの我々も参考にしたいセッティングだ。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
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