松山に影響を受ける中古クラブの人気
2018/06/29 05:00
松山英樹はメジャー第2戦「全米オープン」に向け、ドライバー選びに試行錯誤した。その結果、5月から使用していた「テーラーメイド M3 440」から、長年のエースドライバー「キャロウェイ グレート ビッグバーサ」に戻した。
ところが開幕直前の最終調整中、ヘッドが割れるというアクシデントが起きた。そこで急きょ、練習でのみ使用していた「ピン G400 LSテック ドライバー」に変更し、4日間を戦うこととなった。このモデルは、今後松山のエースドライバーに昇格するのだろうか?
「テーラーメイド M3 440」「キャロウェイ グレート ビッグバーサ」「ピン G400 LSテック」の3つはいずれも人気のモデルだが、最近の中古ショップでの状況を見てみよう。
「グレート ビッグバーサ(2015)」は、ボールがつかまりやすく、ミスヒットにも強いドライバー。以前、松山が使用したことで一気に人気が高まり品薄となったが、最近は在庫も集まり、価格も手頃になってきた。
「M3 440」は小ぶりのヘッドで操作性が高く、左へのミスが出にくい。松山が使用した影響か、現在かなりの品薄となっている。
「G400 LSテック」は宮里優作などの契約外のプロが使用する人気のドライバーで、低スピンが打ちやすい。そもそも人気モデルだったが、松山が使用したことで、今後さらに品薄になる可能性が高い。
このように松山が使用するモデルは、中古ショップでも人気が一気に高まり品薄になる。同じモデルを使うことで、プロのような飛距離を夢見てしまうのが、アマチュアゴルファーの心理なのだろう。気になるモデルがある人は、早めにチェックしておこう。