「キング SPEEDZONE」シリーズは黄色だけでなく、白のカラーバリエーションもある

例年とは異なり、秋開催となった今季の「マスターズ」。開幕前に注目されたのは、肉体改造によって驚異の飛距離を手に入れたブライソン・デシャンボーだろう。飛距離こそ大会トップ（323.9yd）だったが、ロストボールの不運も重なり、結果は34位タイ。残念ながら飛距離のアドバンテージを活かせなかった。

そんなデシャンボーが使用する「コブラ キング SPEEDZONE ドライバー」は低スピンで、飛距離性能の高さに定評があるモデル。ソール部についている前後のウェイトを入れ替えることで重心の深さを変えられ、ヘッドスピードが速くてもスピン量を抑えることができる。フェースの反発性能をルール限界値まで高めるため、コンピューター制御で削り出しているという凝った構造だ。

先日、コブラの新ドライバーの情報がスクープされたこともあり、「キング SPEEDZONE」の価格がマークダウン（値下げ）。中古の価格も下がってきた。在庫は少なめながら、3万円台前半から見つけることができる。

デシャンボーはロフト角5.5度という特別仕様を使っているが、アマチュアは通常よりもロフト角を大きめに選ぶと良いだろう。ヘッドスピードに自信がない人は、重心が深くてミスヒットに強い「コブラ キング SPEEDZONE XTREME ドライバー」がオススメ。こちらも十分、低スピンで強い球が打てるモデルだ。

以前は、新製品が出ると価格が下がりやすく、中古でのお買い得感があったコブラだが、最近はダウン幅が少なくなった。中古市場でも人気が高くなってきているので、徐々に下がるのを待つか、新品で最新テクノロジーのクラブを手に入れるか、考えどころと言えるだろう。