第5話 距離感を高める"足し算"の発想

足し算の発想で小さな物差しを積み上げよう

足し算の発想で小さな物差しを積み上げよう

距離の感じを培うには、発想を引き算から足し算にすること。10ヤード、20ヤード、30ヤード、40ヤードと短いキャリーの飛距離から、小さな物差しを積み上げていく練習をしてください。

実際、そこまで細かく打ち分けられなくても良いんです。きっちり10ヤード刻みでなくたって構いません。ハーフショットではこのくらいの距離、スリークォーターならこのくらいという、自分にハマる小さな物差しを見つけていくことが、距離感を磨くベースになるんです。

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練習場ではフルショット厳禁。そのくらいのつもりで、振り幅を抑えたショットで距離の感じを掴むような練習をしてください。スイング作りにも役立つはずですよ。

同じキャリーで高さを打ち分ける練習

同じキャリーで高さを打ち分ける練習

小さな物差しを作る練習に加えて、オススメしたいのが、同じキャリーで高いボールと低いボールを打ち分ける練習です。といっても、そんなに難しく考えないでください。

クローズに構えれば、ボールは低く飛んでランが出ますし、オープンに構えれば、ボールが高く上がり、転がりにくくなります。3次元ゴルフ第1話でお話しした、左足上がりの傾斜ライで、クラブを左右に逃がすショットと同じ考え方です。

練習場では、まず50ヤードのキャリーで、高さを打ち分けてみましょう。同じキャリーでも、振り幅が違ってくることを実感できますし、ランを出して寄せる距離感と、ランを抑えて寄せる距離感を、培うことができます。

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中井学

中井 学 プロフィール

1972(昭和47)年 大阪府豊中市生まれ。中学生でゴルフを始め、高校3年生時に日本ジュニア出場など活躍。92年に渡米し大学に通いながらゴルフの腕を磨く。現在はプロゴルフコーチとしてツアープロからアマチュアまで指導。
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