左足下がりのショット「アウトサイド・イン軌道」or「通常通り」、どっち?/教えて貞方章男編
「傾斜なり」に構える!
「傾斜地でも平らなライと同じように振ることができれば、ナイスショットの確率はアップします。左足下がりのライでも、平らなライと同じように振ることが大事。ヒザや腰、肩のラインを傾斜と平行になるように立つことで、クラブを斜面なりに振ることができるのです。
体重を「やや左足」に!
左足下がりのライで傾斜なりに構えるには、アドレスで左足に多く体重をかけます。僕の感覚としては、傾斜が小さい場合は左6:右4、傾斜が大きい場合は8:2ぐらいの割合で、左足体重にしています。
スイングはコンパクト!
スイング中はアドレスの体重配分を変えず、左足体重をキープしたまま振り抜きます。大振りするとバランスを崩しやすいので、コンパクトにスイングすること。大振りせず小さな振りとなるので、番手は1~2つ上げることをおすすめします。
「上げる意識は厳禁!
この状況でいちばん起こりやすいのは、ボールを上げようとして下から煽るような打ち方になってしまうミスショット。手前をダフったり、ハーフトップといったミスにつながってしまいます。左足下がりで斜面なりに振れば、インパクトでロフトが立つので、低い弾道になるのが当然だと頭に入れて置いてください。
ショット後は「歩き出す」イメージで!
ボールを上げようとすると右足に体重が残りやすいので、インパクトの後は右足を一歩出してみてください。イメージでは、そのまま目標方向に歩いて行くぐらいの意識があるとよいでしょう」。
解説/貞方章男
1979年4月24日生まれ、奈良県出身。14歳のときに単身渡米し、フロリダのゴルフアカデミーで技術を磨く。アマチュア時代は米国でタイトルも奪取し、オールアメリカンにも選出。02年に米ツアーのQTで5位になり、翌年から米ツアー参戦。日本ツアーには08年から本格参戦。4年連続シード権確保と初優勝を目指す
撮影協力/マンシングウェア、茨木国際ゴルフ倶楽部
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
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