教えてキャディさん!プレーファーストの極意その2
セカンドショット~グリーン上でのプレーファースト
キャディさんと一緒に楽しく、そしてスマートにラウンドする秘訣を教わるシリーズ企画もいよいよ最終回。飯能グリーンカントリークラブの名物4番ホールで、S吉クンがC.A.S(コースアドバイザリースタッフ)の笹川さんに引き続きお話をうかがいました。セカンドショット以降のコツや、グリーン上でのちょっとした気配りなど、すぐに役立つなるほどの知識がたくさん聞けたようですよ。
(取材協力/飯能グリーンカントリークラブ)
ロストボールを防ぐコツ
(S吉)第2打ですが、まだグリーンまで距離が残っていますからねぇ。とりあえずグリーン方向に思い切り打てばいいんじゃないですか?
(笹川)確かにプロでない一般のゴルファーは、この時点ではまだアバウトなターゲット設定でもいいかもしれません。でも、打った後のボールの見極めはしっかりしてください。
(S吉)ボールは打つ前より、むしろ打った後にしっかり見るべき、と?
(笹川)意外と自分の打ったボールの行方を“ぼんやり”としか見ていない方が多いんです。結果としてボールを探すのに時間がかかり、ロストボールになってスコアも損してしまうことがあります。
(S吉)すみません、私もよくそういうことがあります。時間もかかるし、あちこち歩き回って体力も消耗するし、あげくロストボールになると精神的にもガックリきますね。
(笹川)そうならないためのコツは、自分が打つ前に見たホールの景色をしっかり覚えること。そして打ったボールが目印になる場所からどのあたりに飛んで行ったのか、シビアに観察するクセをつけることです。例えば「右から2つ目のマウンドの5ヤード先、10ヤード左にある林に入った」といった感じで距離の目安もしっかり持ちましょう。
(S吉)私は、特にロングホールは、グリーンに近づくまでは全力で前を向いて打てばいいくらいに考えてました!それと、確かに打つことで満足して「後はボールに聞いてくれ」で、打球をちゃんと目で追っていないことが多かったかも。しっかり目印や距離感を考えながらプレーすれば、コースマネジメントの考え方にもつながりますし、さっそく試してみます!
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