教えてキャディさん!プレーファーストの極意その2
キャディさんの持ち物拝見
(S吉)でも、いくら気を付けていても、下手な間はボールをよく失くすんですよね。気付いたら手持ちを全部池に打ち込んでしまったり…。
(笹川)私たちは、そういうお客様のためにも、ボールやティなどを多めに持ち歩いているんです。
(S吉)ホッ。ではキャディさんと一緒の時は、心置きなくバンバン打てますね!
(笹川)あくまで、なるべくスロープレーにならないために、です(呆れながら)。ご自分の力量に合わせて、必要と思われる数のボールやティはちゃんと用意しておくのもマナーの一つですよ!
(S吉)す、すいません。ところで、他にはどんなものを持ち歩いているんですか?気になる~!
(笹川)そうですね、飯能グリーンカントリークラブでは、これといった決まりはなくて、各自で考えて持って行っています。私は、今日のピン位置が分かるシートは必須で、ボールやティなどの消耗品はかなり多め。虫よけスプレーや絆創膏などの簡単な救急用品も持っています。やはり自然の中でやるスポーツなので持っているといざという時に役立ちますよ。夏場は汗もかきますし、タオルも余分に持っているといいです。
(S吉)私はどうしても、プレーに直接関係ある物にしか注意がいかなくて。そういう物も持っていると、気持ちにも余裕ができて、いいプレーにつながるかも!
アドバイスは自分の打順の前に聞いておく
(S吉)さて、グリーンまでやってきました。結構グリーン上でモタモタする人って多いんじゃないですか?前の組がなかなかグリーンを空けないのを見ていてイライラしてしまうこと、よくあります。
(笹川)グリーンで時間がかかるのは、主に「ライン読み」だと思います。これもちょっとした配慮でスムーズにできるようになると思います。
(S吉)よっこらしょっと。こうやって見ればラインがはっきり見えるはず(と、腹這いになる)。
(笹川)そんなことしても、余計見えづらいですよ!前回、名物ホールはキャディのアドバイスを有効活用することをお勧めしました。グリーン上のライン読みも、最初の数ホールはコースを知り尽くしたキャディのアドバイスをまずは基本にしてみてください。
(S吉)自分の見た目とボールの切れ方が真逆ということ、結構ありますもんね。
(笹川)何ホールかプレーするうちに、つかめてきたら自分なりのライン読みをやってみる、というのも一つの手ですね。最初から自己流は、結構難しいですよ。
(S吉)毎日見ている人にはかなわないですもんね。
(笹川)それと、意外と多いのが、自分の打つ番が来てからはじめてキャディに意見を聞くお客様。これをその組の全員がやると、かなり時間がかかってしまいます。ですので、自分でもあらかじめラインを読んでおき、打順が来る前にキャディにアドバイスを求めるようにするとスムーズですよ。
(S吉)はい、わかりました。笹川さん、ここまで色々と教えていただいてありがとうございました。
(笹川)こちらこそありがとうございました。
(S吉)みなさんも、キャディさんとコミュニケーションを取って、うまくサポートしてもらいながら楽しくプレーしてみてください!
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