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「食事・睡眠・運動」 で夏バテしない体をつくる3つのポイント

今年は新型コロナウイルスの影響で、気温が上昇し始める4~5月は外出を自粛していた方も多いでしょう。この時期を室内で過ごす機会が増え、身体が気温の変化に慣れないまま夏本番を迎えると、全身のだるさや頭痛といった「夏バテ」症状が表れやすくなります。

そこで、夏のゴルフを元気にプレーするために、「食事・睡眠・運動」の観点から、夏バテしにくい体づくりのポイントを紹介します。

食事

夏場は、ビタミンB群やクエン酸を豊富に含んだ食材がおすすめです。熱中症の予防にも役立つビタミンB1を多く含む豚肉、酸味のある梅干しやレモンといった食材でクエン酸を摂取し、疲労回復を促しましょう。

また、この時期に収穫されるキュウリ、ナス、トマト、ピーマン、オクラなどの「夏野菜」には、夏バテに効果が高いβカロテン、ビタミンC、カリウムなどが多く含まれています。

発汗によって失われるミネラルは体内でつくり出すことができないので、食事を通して摂取する必要があります。夏野菜はミネラルを豊富に含むものが多いため、浮腫(むくみ)が気になる方にはおすすめです。

睡眠

夏バテしないために、“疲労を溜めない睡眠”が大切です。前日の疲れを残さないように、午前0時前には就寝するようにしましょう。

体内時計に働きかける「メラトニン」というホルモンは、強い抗酸化作用があり、疲労回復が期待されます。メラトニンは、深い眠りについている状態の午前1~3時ごろにもっとも分泌量が多くなります。また、電気を消して寝ることも、分泌を助けるポイントです。

起床後は朝日をたっぷり浴びましょう。日々の習慣にすることで体内のリズムがリセットされ、質のよい睡眠を得られるようになります。

運動

気温が高くなると、外に出て運動するのが億劫になるかもしれません。しかし、身体を動かして汗をかくことで、身体の代謝機能が働き、体内のリズムが整います。

早朝や夕方など涼しい時間帯に行うウォーキング、自宅でできるトレーニングやストレッチ、ヨガなど、まずは1日20分程度、身体を動かしてみましよう。運動する際は水分補給を忘れずに!

今回、紹介した3つのポイントで、夏の暑さに負けない体づくりを目指しましょう。

(協力/ケアくる

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齋木 拓(さいき・たく) プロフィール

鍼灸師/あん摩マッサージ指圧師/柔道整復師/日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー

スポーツ整形外科、会員制スパ&フィットネスクラブ等で治療や運動指導の経験を積む。アスリートからスポーツ愛好家まで、幅広い年齢層への治療やリハビリテーションを通じて、日常生活やスポーツ競技への復帰をサポートしている。 痛みや不調に合わせ「より効率的な身体の使い方」ができるよう、鍼灸の東洋医学的視点からセルフケアやエクササイズ、食事にまで及ぶ総合的なコンディショニングを身上とする。https://carecle.com/detail/201 クリニックオフィシャルサイト:http://www.loople.jp/

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