1mパットの強さはテンポで打ち分ける 宮崎千瑛
2022/08/24 05:00
「ショートパットが苦手な人」をレスキュー♪
【アマチュアゴルファーHさんの悩み】
「1mのショートパットが苦手で3パットを連発してしまいます…。どんな練習をして本番に臨めば良いのでしょうか?」
【宮崎千瑛のレスキュー回答】
わずか1mでのショートパットでも、ロングパットと同じように、タッチ(強さ)のイメージを重視しています。ラインによってどんなボールの勢いで入るのか――。同じ距離でも状況に応じて強さを打ち分けることができれば、カップインの確率が上がると思います。
1. 3つのタッチをイメージする
1mを打つ際のバリエーションは3パターン。カップ手前からポトンと入れる弱めのタッチから、ど真ん中に入るジャストタッチ、奥のカップ縁にガツンと当てて入れる強めのタッチまで。3種類の強さを意識してショートパットを練習します。
2. テンポを変えて強さを調整する
3つの強さを打ち分けるポイントはテンポを変えること。強く打ちたい場合は振り幅や手の力加減ではなく、ストロークのテンポアップを意識します。強く打つ際も動き自体は大きくならないため、ミスヒットを減らすことができます。
3. 傾斜に応じて3パターンを当てはめる
本番では、傾斜によって3パターンのイメージを応用させます。私はフェードヒッターなので、スライスはイメージしやすい分ジャストに、逆にフックは強めに狙います。上りは強め、下りはジャスト。傾斜が強ければ、ギリギリの弱めで打ちます。
【今回のまとめ】“速さ加減”が大事♪
・3つのタッチをイメージする。
・テンポを変えて強さを調整する。
・傾斜に応じて3パターンを当てはめる。
取材協力/南総カントリークラブ
■ 宮崎千瑛(みやざき・ちえ) プロフィール
1997年3月30日生まれ、東京都出身。兄の影響でゴルフを始め、4歳から北谷津ゴルフガーデンで腕を磨く。運動神経に自信があり、ラン&バイク&18ホールをプレーする「ゴルフトライアスロン2019」鉄人の部で優勝。海外で戦える選手を目指し、プロテスト合格を目指す。
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