女子プロレスキュー!

“1日5分! 家でもできるパット練習法” 山村彩恵

2016/03/09 09:00

【練習法.03】 「タオル」の上で素足

フローリングや畳の上だからこそ効果大な練習法

ストローク中にどうも体がブレると感じたら、素足でタオルの上に立ち、ボールを打つドリルがおすすめです。体がブレる原因のひとつに、下半身が踏ん張れていないことが挙げられます。タオルを敷くことで足場が不安定となる分、指先でギュッと地面をつかみ踏ん張る感覚が分かりやすいのです。

【練習法.04】 「ペットボトル」に当てる!

方向性より距離感を養う練習法

ペットボトルを仮想のカップとして練習するのもおすすめです。ちょっとしたことですが、「カップに入れる」のと「何かに当てる」のとでは、気持ちが大きく変わります。「当てる」と考えたほうが、ちょっと強めに打ち出し、実際に目標に入る確率も高くなると感じています。いつもカップに届かず、ショートばかりしてしまうという方はぜひ試してみてください。

【練習法.05】 「メトロノーム」アプリを使う!

この手のアプリは無料でダウンロードできるものが沢山!

最後はリズムです。良い時と悪い時を比べると、必ず感じるのがリズム。打ち急いだり、何となくぎこちなかったり、ストロークのリズムが崩れると、良いことはありません。私はメトロノームのアプリを使って70ビートの音程を耳にしながらパット練習を行っています。

朝の練習の際にリズムチェックしてみよう♪

一定のリズムで練習することで、徐々にプレッシャーに強いストロークができると思います。この数字はあくまでも目安ですが、自分が振りやすいと感じるスピードを見つけておけば、調子を崩した時にも立ち返れる目安となりますよ。

山村彩恵プロ編・終了)

山村彩恵(やまむら・さえ)
1992年6月29日生まれ。福岡県福岡市出身。9歳でゴルフをはじめ、ゴルフの強豪校、沖学園へ進学。卒業後の2012年にプロテストに合格、クォリファイングトーナメントも通過しツアー参戦を果たした。’14年の「グアム知事杯」でプロ初優勝。’16年はステップ・アップ・ツアーを主戦場にレギュラーツアーを目指す

撮影ホール/
センチュリー・シガ・ゴルフクラブ
17H Par4(Reg.422y、Back.454y)
ティショットを悩ます、フェアウェイど真ん中にある大きな一本松が印象的なミドルホール。グリーンは手前が受けグリーン、後方は奥へ傾斜している上、奥はバンカーやOBゾーンがあり気が抜けない

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