女子プロレスキュー!

“ラフからは体の回転で運ぶ” 中山三奈

2016/10/26 09:00

フェースの“開き具合”を決める!

開く開かないの目安は、ボールの半分以上が沈んでいるかどうか

(以下、中山プロの解説)
ラフからのアプローチは、ラフの深さによってフェースを開き、芝の抵抗を軽減することを考えています。ただ、芝の上にボールが浮いているようなら、大きくフェースを開く必要はありません。フェースを開いてしまうと、ヘッドがボールの下に入りダルマ落としのミスにつながりますから。

“トゥ側”を浮かす!

バンカーショットも同じ考え方でOK

一方で、近くに行かないとボールが確認できないほど沈んでいれば、バンカーショットの要領で大きくフェースを開きます。フェースを開くとフェース面は右を向くので、クラブを短く握り、ややアップライト(トゥ側が浮いた状態)に構えるのもポイントです。

“オープン”に構える!

ヘッドはスタンス向きと平行に抜けるイメージ

さらにフェースを開いた分、スイングを大きくしないと飛びません。そこでスタンスの幅は通常より広げて打っていきます。また右にも飛びやすくなるため、スタンスの向きはオープンの度合いを大きくしています。

“キャリー”で狙う!

キャリー9:ラン1 くらいの比率

フェースを開けば開くほど、ボールの打ち出し角は上へ上がります。ですから、ある程度キャリーでピンを狙うことも大切にしています。例えば、ピンまで30ヤードでボールが沈んでいる場合なら、落としどころはピンより5ヤード手前の25ヤード付近を狙います。

振り切ることが肝心!≫
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