女子プロレスキュー!

スライスを直すちょっとしたポイント♪ 鶴岡果恋

2019/04/24 05:00

期待のルーキー鶴岡果恋が登場♪

今季グアム知事杯で2位。要注目の新人プロ

今回から登場するのは、昨年のプロテストで一発合格を果たした鶴岡果恋。切れ味鋭いショットを武器に今後の活躍が期待される美人プロだ。ドライバーからパッティングまで、アマチュアゴルファーが陥りがちなミスをレスキューしてくれる。

「スライス矯正」をレスキュー♪

やはりスライスの原因の代表格はアウトサイド・イン

【アマチュアゴルファーRさんの悩み】
「どんなにレッスンを受けても、どんなにクラブを替えても、スライスが出てしまいます。どうしたら良いでしょうか?」

鶴岡果恋のレスキュー回答】
スライスの原因はいくつかありますが、私の場合は主にアウトサイド・インのカット軌道だと思っています。アドレスとスイングの意識を変える、ちょっとしたポイントをお教えします。

1. インサイドに上げるのはNG

人間の自然の動きからなる理論

ゴルフスイングは上げた軌道と下ろす軌道が、ループするものだと考えています。インに上げればアウトから、アウトに上げればインから下りてきやすいもの。スライスを直したい場合、インサイドに上げるのはNGなのです。

2. アドレスで右肩を引く

軽く左手で押してあげるくらいの引き具合

ヘッドをアウトサイドに上げるためには、アドレスでの右肩がポイントです。通常より少し右肩を引いておき、右ひじを軽く緩めてクラブを握るようにしています。右肩を引くだけで、自然とヘッドを操作しやすくなるからです。

3. アウトサイドにヘッドを上げる

スライサーの人は極端なくらいでOK

右肩を引くことで、ヘッドをアウトサイドへ上げやすくなります。上げる方向とは逆なので、かなり大きく外側に上げていくイメージ。そうすることで切り返し以降、インサイド・アウトの軌道になり、スライスを予防できますよ♪

【今回のまとめ】右肩を引いてスライス対策

・アドレスで右肩を少し引く。
アウトサイドにヘッドを上げる。

取材協力/葉山国際カンツリー倶楽部、葉山パブリックゴルフコース・練習場
衣装提供/カッパ

■ 鶴岡果恋(つるおか・かれん) プロフィール

1999年8月20日、神奈川県生まれ。葉山国際カンツリー倶楽部ジュニア出身。中学時代には関東ジュニアなどで好成績を残す。昨年プロテストに一発合格。第17回グアム知事杯ではプレーオフまで優勝争いを演じ、惜しくも2位。今季はステップアップツアーを主戦場に、レギュラーツアーを目指す。

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