女子プロレスキュー!

1mを外さないヘッドの動かし方とは? 鶴岡果恋

2019/06/12 05:00

「ショートパット」をレスキュー♪

ショートパットに自信がもてる打ち方レッスン♪

【アマチュアゴルファーAさんの悩み】
「1mほどのショートパットに不安があります。しっかり決めきるにはどうしたら良いですか?」

鶴岡果恋のレスキュー回答】
ショートパットで右に押し出したり、左に引っかけたりしてしまうのは、インパクトでフェースがブレてしまうことが主な原因です。今回はインパクトでフェースをスクエアに戻すための打ち方をお教えします。

1. ヘッドをピタッと止める

1mであれば左足つま先前くらいで止める感覚

インパクトの緩みを改善するには、フォローをとりすぎないことがポイントとなります。イメージとしては、ボールにフェースが当たった直後にピタッと止める感覚です。フェースがカップを向いたまま止まり、大きなブレを防ぐことができます。

2. ボールの芯にヒットさせる

ショートパットでも打音がはっきり鳴るプロのインパクト

振り幅が小さくなることで、フェースがブレる確率も低くなります。インパクト直後にヘッドを止めることで、「パチン」と音をさせないまでも、しっかりボールの芯をヒットさせる感覚につながります。

3. バックスイングなしで球を転がすドリル

練習時はフォローの振り幅はやや大きめでもOK

効果的な練習法は、バックスイングをしないで、フォローだけでボールを転がすドリルです。これによってヘッドを止める意識が身につき、ボールの芯を感じながら転がす感覚が養われます。

【今回のまとめ】ショートパットに強くなる打ち方

・インパクト直後にヘッドを止める。
ボールの芯にヒットさせる。
バックスイングなしで球を転がすドリルが効果的。

取材協力/葉山国際カンツリー倶楽部、葉山パブリックゴルフコース・練習場
衣装提供/カッパ

■ 鶴岡果恋(つるおか・かれん) プロフィール

1999年8月20日、神奈川県生まれ。葉山国際カンツリー倶楽部ジュニア出身。中学時代には関東ジュニアなどで好成績を残す。昨年プロテストに一発合格。第17回グアム知事杯ではプレーオフまで優勝争いを演じ、惜しくも2位。今季はステップアップツアーを主戦場に、レギュラーツアーを目指す。

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