“2パットで抑えるライン読み” 山里愛

山里004
※フックラインの場合

厚めに読む「プロライン」

「プロライン」「アマライン」という言葉を聞いたことがありますか? 「プロライン」はラインを厚く読み、傾斜の上に外すライン。後者はラインを薄く読み、傾斜の下に外すことを言います。何故「プロ」と「アマ」と呼ばれているかというと、同じ強さで打った際「プロライン」ならカップ付近で止まっても、「アマライン」は大きくオーバーしてしまうからです。

カップを大きく使える!

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やや薄く見ても、入る可能性がある「プロライン」

「アマライン」は早々にラインから外れてしまうので、カップインの確率も低くなります。ラインを厚く読む「プロライン」のメリットは、ボールが傾斜の上から転がるのでカップを大きく使えること。私も厚く読むことで徐々にグリーンのフィーリングをつかみ、後半にパットが決まり出すという経験を多くしています。

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必ず「上り」を残す!

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返しのパットも頭に入れる!

最後に、ライン読みで私が決まり事としていることを紹介します。それはなるべく外すのであれば、上りのラインを残すように組み立てること。1パターの距離で、上りであるなら、多少曲がると思ってもカップを外すことは少ないです。ですから、微妙な距離のパットで入る可能性は低い場合は、返しのパットも頭に入れてラインを読むことをオススメします。

画像 山里愛プロフィール 女子プロレスキュー

山里愛(やまざと・あい)
1991年6月8日生まれ、沖縄県豊見城市出身。13歳からゴルフを始め、高校卒業後2度目の受験でプロテストに合格。昨年のステップ・アップ・ツアー「山陽新聞レディースカップ」優勝。今季はレギュラーツアーでの優勝も目指す

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撮影ホール/
7H Par4(Reg.360y、Champion.402y)
要所に配されたバンカーと400ヤードを越える距離、さらにアンジュレーションのあるグリーンが待ち受けるタフなホール。ラインとスピード、グリーン上の想像力が試される

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