パンチショットはチラッとでも上から狙ってはダメ セキ・ユウティン
2018-10-28
女子プロレスキュー!
【アマチュアゴルファーQさんの悩み】
「前回教えてもらったパンチショットをマスターするためには、どのような練習をしたら良いですか?」
【セキ・ユウティンのレスキュー回答】
パンチショットでは、高さや左右の曲がり幅を抑えるために、ボールに余計なスピンをかけないことが求められます。今回は低スピンになる効果的な練習メニューをお教えします。
スピン量を抑えてボールを打つためには、とにかく始動が重要と考えています。アドレス時の腕とクラブの関係を変えず、上体を回転しているかがカギになるからです。
テークバックでは、腕を上げるのではなく、両肩を回す意識を持つことが重要です。練習時にはボールを打つ前に、(正面から見て)8時の地点で一度動きを止める素振りを10回ほど繰り返すことが効果的です。
手の動きが強すぎてしまうと、イメージ以上にヘッドが早く上がり、体の正面から外れてしまいます。手の動きは「フワァ~」っと、ゆっくり動かすこと。必ず体の正面にヘッドが位置していることを確認しましょう。
・8時の時点で動きを止める素振りをする。
・ヘッドが体の正面から外れていないかチェックする。
取材協力/ザ・カントリークラブ
解説/セキ・ユウティン
1998年生まれ、福井県出身で5歳まで日本で過ごす。中国に渡り7歳からゴルフを始め、16歳でプロ転向。2016年に中国ツアーの賞金女王に輝く。昨季より日本ツアーにも参戦。国内外問わず活躍の幅を広げている。
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