カン違いだらけのゴルフルール

傘で雪を遮ってもらってストロークしたら…罰はつく?/ルールQ&A

2026/01/12 10:45

パッティング時に、突然雪が激しく降ってきた。キャディが気を利かせて傘を差してくれたおかげで、大事なパットを決めることができた。コレって、何か問題ある?

傘を差してもらってプレーした時の問題

■1
キャディに傘で雪を遮ってもらいながらストロークしても問題ない。罰はない。

■2
キャディに傘で雪を遮ってもらいながらストロークすると、プレーの援助になり2罰打。

■3
キャディに傘で雪を遮ってもらいながらストロークすると、プレーの援助になり失格。

助けてくれているんだからいいでしょ?ダメ?

◇◇◇◇

正解は「2」

■2
キャディに傘で雪を遮ってもらいながらストロークすると、プレーの援助になり2罰打。

プレーヤーは、物理的な援助や風雨などからの保護を受けている間は、ストロークを行なってはいけません。キャディや仲間に傘で雨や雪を遮ってもらいながらプレーすると、違反で2罰打を受けます。

ただし、ストローク間際までに差してもらうのはOK。ストロークをする際に傘を外せば問題なく、罰は科せられません(R10.2b(5))。ちなみに、自分の片手で傘を差し、もう一方の手でクラブを持ってストロークするのは問題ありません。(イラスト&ルール解説/小山混)

<ゴルフ規則>(抜粋)
規則10.2bー他の援助
(5) 物理的な援助、気を散らすものを排除すること、気象条件からの保護。プレーヤーは:
・自分のキャディや他の人から物理的な援助を得ている間はストロークを行ってはならない。
・自分のキャディ、他の人、物を次のために故意に位置させてストロークを行ってはならない。
・気を散らすものを排除するため。
・日差し、雨、風、その他の気象状況から保護を受けるため。
この規則は、プレーヤーに次のことを禁止していない:
・プレーヤーがストロークを行っている間に気象状況に対して自分自身を保護するために行動することを禁止してはいない(例えば、保護服を着る、自分の頭上に傘をさす)。
・故意ではなく位置していた人にそのままの位置に留まるように、あるいは動くように依頼すること(例えば、観客がプレーヤーの球に影を作っている場合など)。
規則10.2bの違反の罰:一般の罰。

出典/(公財)日本ゴルフ協会発行2023ゴルフ規則より

■ 小山混 プロフィール

イラストレーター、ゴルフルール研究家。東京生まれ。立教大学卒。新聞・雑誌・Webで複雑なゴルフルールをやさしく解説。ゴルフは鹿沼CCの月例競技会にエントリー。HDCPは17。著書に『はじめてのゴルフルール』『New! いちばんたのしいレクリエーションゲーム』(主婦の友社)、『英語とゴルフ一石二鳥』(ゴルフダイジェスト社)がある。

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