自分で判別できる!球をつかまえる2つのタイプ
2019/08/29 17:00
インパクトでは脱力した左手首の状態に戻りやすい
モーションキャプチャー・システムを使って集まった多くのスイングデータから、まず注目したのは、アドレスとスイングの関係性です。特に、アドレス時の左腕の状態と、スイング中の動きに着目しました。その結果、前傾姿勢を作って、ダランと垂らした左手首の状態と同じような形で、インパクトを迎えやすいということが分かってきました。
脱力して垂らした状態での左手首が正面付近を向く人は、すでにグリップに対してフェースがシャットになっているので、フェースの開閉を抑えたボディターンのスイングが適しています。一方、左手首が飛球線方向を向いている人は、ややウィークグリップなので、アームローテーションをしっかりと入れ、フェースの開閉を意識した方が、球のつかまりがグッと良くなるのです。