トップでフェースの向きを変えてみよう！

ビデオ分析ではさほど悪くありませんが・・・

早速、ビデオでスイング軌道を分析してみましょう。もし、ビデオ撮影で自分の軌道を知りたい方は、後方から手元の真後ろにカメラをセットすることがポイントとなりますよ。フェースの開きを修正しないまま、長年ゴルフを続けていると、皆アウトサイドインの軌道がどんどん顕著になってきます。これが続くと、最終的にはのけぞって右足体重のフィニッシュとなります。いわゆる明治の大砲打ちです。

水庭さんの場合、ビデオの分析では、さほど顕著なアウトサイドインには見えません。しかし、最も知りたいところは、実際にフェースとボールが当たる瞬間がどうなっているかなのです。ビデオの分析では、ややアウトサイドインという感じなのですが、ヘッド挙動測定器で2000分の1秒のデータを取ると、平均でマイナス5.3という数字が出ています。つまり、5.3度もアウトサイドインの軌道で、インパクトしていたことが分かります。