サイエンスフィット レッスン

トップで左手首が折れる本当の理由

2015/05/27 09:00

頭を残して手を返す必要なし

おそらく、頭を残しながら手を強く返すようなイメージがあったと思います。プロのように頭を残しながら、腕がピンと伸びるようなフォローをイメージしていたのではないでしょうか。しかも、テークバックでフェースが大きく開くと、こんな風に無理矢理掴まえようとしなければなりませんし、フォローで腕も伸びません。テークバックでフェースを開かなくすれば、そもそも手を返す必要はないのです。体の回転が止まらなければ、頭は自然に残りますし、フォローで腕はきれいに伸びるものなのです。

首や腰が痛くなることがあったのも、無理に頭を残してフェースを返そうとしていたことが災いしていたと思います。確かに、ヘッドスピードの速い男子プロは、腕のローテーションを使い、ある程度のフェースの開閉を使っています。しかし、このようにテークバックでシャフトラインの下に上がって、大きくフェースが開くようなプロは誰一人としていないのです。まずは、今までの掴まえる意識を捨て、テークバックを改善することに専念してください。

インパクトのフェース向きが安定!≫
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