サイエンスフィット レッスン

ヘッドは走っているのに全然飛ばないのはナゼ?

2017/08/31 17:00

8月に始動したサイエンスフィットEXでは、これまでのヘッド軌道を中心とした解析に、シャフト解析、動作解析を加えることで、次々と新たな事実が明らかになっています。ヘッド軌道はインサイドアウト&アッパーブローが理想ですが、それを実現していても弾道が不安定であったり、飛距離ロスしているケースもあります。今回は、十分なヘッドスピードがあるのに、それに見合った飛距離を得られていない状態をクローズアップします!

ダウンブローが強い要因は改善しましたが…

前回のレッスンでは、ドライバーのアドレスで、無意識のうちに左足体重が強くなる原因を、アドレスの方法から改善しました。体重配分を左右50:50に整えることで、自然にダウンスイングの突っ込みが改善され、打ち出し角度が高くなります。これだけでも飛距離は伸びますが、動作解析を見た結果、ほかにも飛距離や球の安定性を妨げる要素が見られたので、今回はそこに重点を置いてレッスンしましょう。

受講者の悩み

「ドライバーが飛ばないことは大きな悩みですが、それにも増して、いつも気持ちよく振り抜けない感じがするのが、とてもイヤですね。右手が強くなる傾向があるので、右手の力を抜くように心がけています。それでも、インパクトからフォローでは詰まるような感じがあるし、この気持ち悪さを改善したいですね」(久光さん ハンデ14)

飛ぶ要素は十分にあります!≫
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