アプローチのイメージを覆そう【前編】

アプローチのイメージを覆そう!【前編】
シャフト解析の結果、タメを上手に使って効率的に飛距離を出していることが分かる

スイングの良い点と悪い点は?

ヘッド挙動解析、シャフト解析、体の動作解析を計測して、菱沼さんのスイングの良い点と悪い点を、まず見極めましょう。シャフト解析による良い点は、ダウンスイング中のアンコック角(タメの角度)が162度と大きく、クラブを鞭のように使えている点です。さらに、インパクト直前でグリップが減速するのではなく、プロとほぼ同じ減速タイミングになっていて、十分にクラブヘッドを走らせていることです。これが、菱沼さんの大きな飛びにつながっています。

アプローチのイメージを覆そう!【前編】
インパクトで左腕が戻っていない分、体を開くことで調整している

一方、悪い点は、ダウンスイングで体が突っ込みがちで、ヘッド挙動がアウトサイドインのダウンブロー軌道になっていることです。さらに、動作解析では、ほとんどのアマチュアと同様に、テークバックで回旋した左腕が、インパクトで十分に戻っていません。つまり、この状態で真っ直ぐに飛ばすには、小手先でつかまえたり、体を開いたりといった余計な調整が必要で、タイミングを合わせるのがとても難しく、右にも左にも行く結果になります。

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