プロ・アマ比較/スイング動作の決定的な違い
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“球をつかまえる動き”を理解することが上級者への近道
約10カ月ぶりの連載再開です! この一年間、サイエンスフィットでは「球をつかまえる」という動きを、徹底的に検証・分析してみました。その理由は、上級者の多くが球をつかまえる正しい動きを知っているからです。球をつかまえるとは、根本的にはどんな動きなのか? つかまえられる人とつかまえられない人の決定的な違いを、3Dモーションキャプチャー解析(3次元運動解析システム)でようやく突き止めました。その動きを太陽系における、地球の公転と自転の関係性を使って、分かりやすく説明することができます。そこで今回は、スコアアップと球をつかまえる技術の関係性を解説していきたいと思います。
自転ができている人は、球をつかまえる感覚が分かっている上級者。自転ができていない人は、つかまえる感覚がかなり漠然としている初級・中級者と言えます。ひっかけに悩む中級者でさえ、ほとんどの場合、自転が出来ていません。この自転とは何か?それを詳しく説明する前に、まず公転についてお話しましょう。体を太陽として、クラブヘッドを地球だとします。クラブヘッドは体を中心とした、円軌道を描きます。これが公転です。
スイングの基本は、第一に、体を中心としたクラブヘッドの理想的な公転運動を作ることにあります。理想的な公転運動とは、クラブヘッドがストレートか、インサイドアウト軌道で、ボールにインパクトすること。しかし、初級・中級者の多くは、アウトサイドイン軌道です。自転や、球のつかまりのお話に進む前に、まず、これを改善しなければなりません。アウトサイドイン軌道である限り、その先のステップには進めないのです。
たとえ、自転レベルに進まなくとも、初級・中級者が安定した公転運動でスイングできれば、スコアはある程度まとまってくるもの。安定した100切りを実現することも可能です。しかし、安定した80台のスコアを実現するためには、自転させることが不可欠なのです。というのも、公転だけのスイングでは、ミスヒットに弱くなるからです。ちょっと当たりどころが悪ければ極端に飛距離が落ちたり、左右へ大きく曲がったり。傾斜などライが悪いと、ミスヒットの確率が非常に高くなることは避けられません。
正しい公転ができた上で、次なるステップが自転(シャフトを軸としたヘッドの回転)です。太陽を回る地球のように、クラブヘッドは公転しながら、なおかつ自分自身も回転します。これが自転です。クラブヘッドはフェースが閉じる方向に自転しながら、インパクトに向かっていくのです。体の回転を主体とするボディターンスイングでも、手首の返しを主体とするリストターンスイングでも、必ず、フェースが閉じる方向に自転しながらインパクトを迎えています。
- サイエンスフィット
- 数回ショットするだけで、スイングが診断できる最新鋭システム・・・それがサイエンスフィットだ。これまでの機器と違うのは、特にリアルタイム計測が困難だったインパクト時のフェースの入射角やフェースアングル、ボールの回転数などなど、スイングに関する貴重なデータが一瞬で分かること。悪い癖はもちろんのこと、「リストターン系」や「ボディターン系」といったスイングタイプも判別可能。自分本来のスイングを知り、個々に相応しい技術を身につける上で、トッププロからも熱い視線を集めるマシンとなっている。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
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