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90をコンスタントに切るためのスイング改善【3】
2017/02/23
フォローのフェース向きがポイント
理想的なリリースができているかどうかは、フォローのフェース向きを見ると一目瞭然です。前田さんのフォローは、フェースが左上を向いていますよね。また、グリップと体の距離が近い感じになっています。一方、プロ(右、原江里菜プロ)のフォローは、フェースが左下を向いています。どうしてこのような違いが出るのでしょうか?
90切りスイングの2回目で、リリースのコツとして、左手の小指から中指の3本をキュッと締めるレッスンをしました。そうすれば、グリップエンドにブレーキが掛かり、手首をこねて返そうとしなくても、自然に腕が入れ替わってフェースがターンするからです。このように手を使えれば、プロのようにフォローでフェースが左下を向きます。しかし、前田さんの場合、まだ故意に返しているところがあるので、インパクトで左手首が甲側に折れてしまっていますね。
プロのスイングでは、インパクトからフォローにかけて、左手が甲側に折れることはありません。サイエンスフィットでは、女子プロのボディターンを積極的に使ったスイングをアマチュアのお手本としていますが、そこにリストワークを加えても、このような手首の動きになるプロはいません。左手首が甲側に折れるのはNG。インパクトからフォローにかけて、左手首はむしろ手のひら側に折れるものなんです。インパクトで左手首が甲側に折れれば、ロフトが寝てしまうので、アイアンで高い球が出るのも当然ですし、出球が不安定になります。
- サイエンスフィット
- 数回ショットするだけで、スイングが診断できる最新鋭システム・・・それがサイエンスフィットだ。これまでの機器と違うのは、特にリアルタイム計測が困難だったインパクト時のフェースの入射角やフェースアングル、ボールの回転数などなど、スイングに関する貴重なデータが一瞬で分かること。悪い癖はもちろんのこと、「リストターン系」や「ボディターン系」といったスイングタイプも判別可能。自分本来のスイングを知り、個々に相応しい技術を身につける上で、トッププロからも熱い視線を集めるマシンとなっている。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
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