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フットジョイ特集
2022/02/01

シューズで飛距離を伸ばす!? ゴルファーの要望に応えるNo.1ブランドの気概

連載:飛びを求めたシューズが紡ぐストーリー

プロの意見から生まれる新発想

fj_colum_01_03 “A”を模した新搭載「アルファフレーム」が機能の中核を担う
“A”を模した新搭載「アルファフレーム」が機能の中核を担う

安定性を求める組み合わせを試行する中で行きついたのは、カカト部、ミッドソール、アウトソールに搭載した機能を連動させて、相乗的な効果を生む新たな発想だった。パーツごとの安定性の単純な足し算ではなく、組み合わせの妙でプラスアルファも追求していく。

その中核を担う機能が、カカト部の両サイドに搭載された初採用の「アルファフレーム」だ。接地部分のアウトソール外周から上にせり出すアルファベットの“A”を模した形状のフレームが、シューズ全体の両サイドをしっかりとホールド。主に衝撃吸収を担うミッドソールと、カカトを安定させる役割のヒールカウンターとも連動し、より高い一体感と安定性を生む構造にしたという。

fj_colum_01_05 カカトのBOAシステムと甲を広く包むラップ構造が締め付けのベース
カカトのBOAシステムと甲を広く包むラップ構造が締め付けのベース

フィット性に関しては、締め付け具合をカスタマイズできる別モデルの開発が進められた。長年にわたるトップ選手へのヒヤリングでは、飛びや正確性への要望のほかに、「カスタマイズすることでフィット性を極めたい」という声も尽きることなく続いていたためだ。

ベースは、カカトのダイヤルで締め付けるフットジョイブランドではすっかりおなじみの BOAシステムと、甲を包み込むラップ構造。甲の外側に、ブランド初となる2つめのBOAダイヤルを設置した。簡単で再現性の高いダイヤル操作により、中足部から前足部にかけて1㎜単位で好みのフィット感に調整できる。

fj_column_01_12 甲部に設置された2つめのダイヤルで締め付け具合を部分的に調整できる
甲部に設置された2つめのダイヤルで締め付け具合を部分的に調整できる

「フルショットを打つときには締めてパワーをしっかりためる。アプローチなどのコントロールショットを打つときには緩めて感覚を活かす。プレースタイルや好みもあると思うので、いろいろな局面によってフィット性をカスタマイズしたい方は、こちらを選ばれるとよいと思います」

ツアープロの要望にモノ作りのプロが応える

fj_colum_01_09 「ゴルファーのパフォーマンスを最大化するためにシューズの提供を続ける」と語る星氏
「ゴルファーのパフォーマンスを最大化するためにシューズの提供を続ける」と語る星氏

ツアープロの意見で培われてきたノウハウをリセットし、さらなる飛びの実現に向けて再構築する。大きな挑戦だったに違いない新作の開発。完成したシューズを手に、星氏はこう話した。

「今までフットジョイが76年以上ツアーでNo.1を取ってきた答えのひとつが、このシューズにすべて詰まっているのではないかと思います。時には現在位置を疑い、新たな可能性を模索し、ゴルファーとともに、より高いパフォーマンスを追求する。そんなシューズ作りの姿勢が、プロに支持されている理由なのだろうと考えています」

fj_colum_01_08 誕生するシューズの一つひとつに熱い開発ストーリーが秘められている
誕生するシューズの一つひとつに熱い開発ストーリーが秘められている

ツアープロが求めるさまざまな要望に、モノ作りのプロが全力で応える。これまでも、互いに高みを目指すプロフェッショナル同士の対話から新しいアイデアが生まれ、製品のアップデートが繰り返されてきた。理想のゴルフシューズへの探求に、きっと終わりはない。

撮影:落合隆仁(GRAN)

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