ドライバー
- ダンロップ ゼクシオ セブン ドライバー
- スイートエリアが広いのでミスショットをした時のリスクが低く、安心して振り抜ける。直進性が著しく高く、マッチしたシャフトを選べば誰にでも使える。同時に、トーナメントプロも使用しているため、「ゼクシオ＝シニア用クラブ」という印象が薄れており、アスリートゴルファーにとって抵抗感も少ない。
「ヘッドの投影面積だが、5代目と6代目の中間といった、ほどよい大きさに戻ったので構えやすくなった。シャフトは45.5インチと短くなり、背の低い人にとっては、振りやすくなったところがグッド。それと歴代のモデルからそうだが、打球音がとても心地よく、よく飛んでそうな気にさせてくれる。ミスの許容範囲が広いので『力まずに振る＝ミスショットが出にくい』といった相乗効果が生まれゴルフが楽しめる」（宮田）
フェアウェイウッド
- ロイヤルコレクション BBD 305V フェアウェイウッド
- ブランドのイメージから、やや難しいのでは？と思われがちだが、ほどよいヘッドの大きさと、ボールのつかまりがよく拾いやすいので、幅広いゴルファーに対応している。また、シャフトのバリエーションが充実しており、クラブセッティングに合わせた重量帯を選べるのもグッド。「プロやトップアマチュアが使うクラブと言うイメージが強く、難しいと言う印象があるが、今回のモデルは見た目はアスリート好みをそのままにやさしくなっていると言う印象を受けた。球が簡単に拾える、高さが出る、球の捕まりがいい、直進性に優れているなどFWに苦手意識を感じているアマチュアゴルファーにも、十分に使えるモデルとなったと思う」（塩口）
ユーティリティ
- ブリヂストン ツアーステージ X-DRIVE GR ユーティリティ
- どんなライでも対応できるソール形状。スピンが適度に入るため、飛距離が安定し長い距離でもグリーンが狙える。また以前のモデルに比べると、つかまりをよくしたため、ターゲットが幅広くなっているのが特長。
「ユーティリティとして求められる易しさを持ち合せながら、ローハンデキャッパーでも使える仕立てになっていると思う。ロングアイアンをバッグに入れて見栄を張りたいゴルファー以外は素直にこのユーティリティを使ったほうがスコアアップに繋がると思う。具体的にはドライバーの平均飛距離が250～260ヤード前後のプレーヤーならロングアイアンより球が簡単に上がってスピンも入るのでグリーンを積極的に狙える武器になるはず」（鈴木）
アイアン
- タイトリスト AP2アイアン 712
- プロモデルを意識したデザインでヘッドはやや小さめだが、寛容性やボールの上がりやすさなどお助け機能がついているため、上のレベルを目指すゴルファーにも向いており、まさに所有感を満たしてくれるアイアン。キャディバッグに入っているだけでも、相手を威圧できるため、ライバルに勝ちたい人にお勧めできる一品。
「マッスルバックほどのしっかりとしたフィードバックは無いものの、中空とは思えない手ごたえの良さが印象的。ミスはミスとしてしっかり出るが同系統のMB、CBアイアンほどのシビアさは無く多少のミスヒットには寛容的。ただしきちんとダウンブローに打たないとイイ球は出ないので、これから上手くなりたいと思っている90～100前後のプレーヤーでも十分使えるアイアンだと思う。7番で150ヤードは飛ばせるヘッドスピードは最低でも必要か」（鈴木）
ウェッジ
- フォーティーン MT-28 J.SPEC-IV
- オートマチックに打ってもスピンがかかってしまう、ミーハーなゴルファーにとっては夢のようなウェッジ。グースが適度についているため、グリーン回りでのつまらないミスが減ることは間違いないだろう。
「グースが少しついているため、どんなライでもボールを捕らえやすく、安定した距離感が出せる。アプローチが安定しないアベレージゴルファーには、オートマチックに打っても適度なスピンがかかるため、打っていて楽しく、アプローチ練習が好きになるかもしれない。スピンをかける喜びとスコアアップにもつながるお得なウェッジだと言える」（宮田）
パター
- オデッセイ ホワイト ダマスカス #5
- とにかく一度試してほしい。ソフトながらもしっかりとした打感は残るため、距離感やフィーリングが合いやすいのだ。では、硬いの？軟らかいの？どっちなの？と、ツッコミが入るかもしれないが、言葉では現せない独特の感触なのである。
「フェースインサートにダマスカス鋼を使用し、ソフトな中にもしっかりとした打感を持つパター。ボールの表面がやわらかくなってきた昨今で、しっかりとした打感、打球音を求めるゴルファーが多いのではなかろうか。そういった意味でこの素材は、新しい感覚のパターで繊細なフィーリングを大切にしながらも大胆にパッティングしたいという人にはピッタリのモデルだと思う」（塩口）
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