PXG
コスト度外視で究極を追求
発売日:2016/06
総評
PXGは中空アイアンの設計に熱可塑性エラストマー(TPE)を使用することで、より薄いフェースを可能にした。しかし、ドライバーの設計では、フェースの薄さの実現は問題とならない。ではなぜ、同社はドライバーにも同じ素材を使用したのか。答えはシンプル。金属よりも軽く、効果的な機能を果たすからだ。重心が高くなり過ぎる要因となり得る金属の内部リブ構造を採用する代わりに、エンジニアたちはソールの直上にTPEの層を配することで、打音のコントロールと軽量化に成功した。カーボン複合クラウンがさらなる軽量化を実現したため、PXGのオリジナルモデルである0811よりも低スピンのドライバーとなった。調整可能な10個のソールウェートにより、方向性やスピン量を微調整することができる。
コメント
【上級者】自分好みの突き刺すような弾道を得られた。高くてスピンのあり過ぎる球が右に出るミスをする感じが一切なかった。
【中級者】一貫性のあるミュートがかった打音で、マットなフィニッシュは気を散らさない。軽い感じがしながらも、予想以上のパワーを発揮する。
【初級者】サイレンサー付き拳銃の銃声のような打音。自信を持って打てるドライバー。
(米ゴルフダイジェスト誌3月号)
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