2020年上半期でもっとも飛距離が出たドライバーTOP3を発表!
【ミヤG】
この企画「新製品レポート」では、2020年の上半期だけで最新14モデルのドライバーを試打してきました。そこで中間報告として、ミヤGこと私とツルさんのもっとも飛距離が出たドライバーを発表したいと思います!
ミヤGのもっとも飛距離が出たドライバーTOP3
【1位】
・テーラーメイド SIM MAX ドライバー(255yd)
・コブラ キング SPEEDZONE ドライバー(255yd)
【3位】
・テーラーメイド SIM ドライバー(253yd)
・コブラ キング SPEEDZONE XTREME ドライバー(253yd)
ツルさんのもっとも飛距離が出たドライバーTOP3
【1位】
・キャロウェイ マーベリック サブゼロ ドライバー(282yd)
【2位】
・テーラーメイド SIM MAX ドライバー(280yd)
・コブラ キング SPEEDZONE XTREME ドライバー(280yd)
飛距離上位モデルの試打を振り返ると?
【ツルさん】
こうやってTOP3を振り返ると面白いですね。僕とミヤGはスイングタイプやヘッドスピードが違うけれど、飛距離が出たTOP3には同じモデルが2つランクインしています。ミヤGはこの結果を見て、どう感じましたか?
【ミヤG】
やっぱり「SIM」に買い替えたいと思っちゃいました(笑)。「SIM」と「SIM MAX」は、どちらも試打したときに好感触だったモデル。僕はエースドライバーとして現在「M5 ドライバー」を使っていますが、「SIM」のいいところはスイング中にヘッドを感じ取りやすく、自分のタイミングでインパクトしやすいところ。この独特の振りやすさは、「M5」や「SIM MAX」にはない魅力です。なので、1位の「SIM MAX」とはたった2ydの飛距離差ですし、振りやすさを重視して「SIM」を購入したい!
【ツルさん】
「SIM」に装着されている標準シャフトは硬めでしっかりしていて、それもミヤGのスイングに合っていそうでしたよね。僕の場合は、ミヤGが振りやすいという「SIM」の独特の振り心地がむしろ苦手。それもあって僕のTOP3には「SIM MAX」がランクインしています。どちらも飛距離性能が高いヘッドですが、ゴルファーとの相性によって振りやすさや飛ばしやすさは変わってくると思いますね。
【ミヤG】
自分でも意外だったのは、僕のTOP3にコブラのドライバーが2モデルもランクインしていること。あまり印象に残っていないのですが、振り返ってみると飛んでいる!
【ツルさん】
なにより球が曲がりにくいのが、僕のコブラのドライバーに対する印象です。けれど、ミスヒットに強いだけじゃなく、飛距離性能が高いこともここで証明されましたね。昨年からピンの「G410」シリーズが大人気でロングセラーとなっていますが、コブラの最新2モデルはその好敵手といえそうです。
【ミヤG】
ツルさんの飛距離ナンバーワンは、「マーベリック サブゼロ」でした。やはりヘッドスピードが速めのゴルファーが使ったときに、クラブ性能を最大限に発揮して飛ばせるモデルなんでしょうか。
【ツルさん】
「マーベリック サブゼロ」は、強く叩いてもスピン量がとても少ないドライバーです。AIが開発したフラッシュフェースのおかげで、ボール初速も出しやすい。芯でボールを打ち抜いてハマったときには、自分でもビックリするぐらいにバカーン!と飛ばせます。
【ミヤG】
キャロウェイがCMでアピールしているように、「マーベリック」のシリーズは芯を外しても飛距離が落ちにくい良さがあります。けれど、「マーベリック サブゼロ」に関しては、僕には打ちこなすのが難しいヘッドでした。左右に球が散らばって、弾道が安定しませんでした。
【ツルさん】
確かに、そういう難しさは僕も感じました。やはり「マーベリック サブゼロ」は、スイングの再現性が高い中上級者向けの飛ばせるドライバーといえますね。
■ ミヤG プロフィール
1973年生まれ。ゴルフ歴20年。GDO編集部のシステム関連を担当。もともとはスライサーだったが、最近はドライバーもアイアンも強めのドローが持ち球。見た目がいい最新ギアが大好きで、現在はテーラーメイドのドライバーと、ミズノのフォージドアイアンを愛用中。ヘッドスピードは42~43m/sくらい。
■ ツルさん プロフィール
1974年生まれ。シングルの腕前を持ち、ギア関連の記事を多く手掛けるゴルフライター。メーカーの新製品発表会には必ず出向き、日々ゴルフの最新情報を収集している。生活すべてがゴルフ漬けだとか。ヘッドスピードは46m/sぐらい。持ち球は中・高弾道のドロー。