キャロウェイから発表された「ローグ ST」シリーズのドライバー3モデルを試打

【ホッシー】
キャロウェイから2022年の新シリーズとして「ローグ ST」が発表されました！ 今回は速報として「ローグ ST MAX ドライバー」、「ローグ ST MAX D ドライバー」、「ローグ ST MAX LS ドライバー」をいち早く試打して紹介します！！

【動画】「ローグST」シリーズのドライバーを試打速報！

【ツルさん】
新シリーズでは軽量モデル「ローグ ST MAX FAST ドライバー」も同時発表となりましたが、まだ試打クラブがないようなので、ひとまず他の3モデルをイッキに試打するわけですね。STという名称は、「SPEED TUNE-UP（スピード・チューンアップ）」の頭文字だそうで、ボール初速アップに注力して開発されたようです。キャロウェイ最大の特長でもあるAI（人工知能）設計の「フラッシュフェース」も2022年版にアップデートされていますよ。

まずはスタンダードモデルの「MAX」を試打

【ホッシー】
最初にスタンダードモデルの「MAX」を試打してみると、これがめちゃ打ちやすい！ 多くのゴルファーはこのモデルで満足できるんじゃないかと思ってしまいました（笑）

【ツルさん】
これまでのキャロウェイのドライバーは、クラウンが盛り上がりシャローバックになっている落差のあるヘッド形状でしたが、「ローグ ST」シリーズはクラウンがフラット気味になりました。構えやすいし、安心感も両立されていて好印象です。ホッシーの言うとおり、「MAX」は打ち出しが高くて、球もほどよくつかまってくれます。誰が打っても、やさしさを感じられそうなモデルです。打感もグッド！

重心距離を短くし、つかまりを良くしたモデル「MAX D」

【ホッシー】
「MAX D」に替えて打ってみると、オートマチックに球がつかまる感じ。けれど、構えたときにはフックフェースに感じないし、構えやすいドライバーです。

【ツルさん】
「MAX」と「MAX D」は、どちらも標準シャフトとしてフジクラ製のオリジナル「VENTUS 5 for Callaway」が装着されています。カスタムシャフトの「VENTUS」をマイルドにしたような感じで、ヘッド性能やスイングの邪魔をしないから、とても振りやすくて当てやすい。ヘッドスピード43m/sまでのゴルファーなら、まずはこの標準仕様で使ってみてほしい！

ハードヒッター向けの低スピンモデル「MAX LS」

【ホッシー】
最後にセレクトストア限定発売となる「MAX LS」を打ってみました。こちらは他の2モデルと比べるとスピン量が少なく、強く前へと飛ぶ球を打ちやすかったです。そのわりに意外と安定感があって、難しさは感じなかったですね。

【ツルさん】
一般的にハードヒッター向けのロースピン系モデルは、ヘッド挙動が機敏で球が左右に散りやすかったり、ミスヒットに弱かったりするモデルが多いんですよね。けれど、「MAX LS」は寛容性がありながら、低スピン弾道を打ちやすいです。そのうえ昨年発売された「エピック MAX LS ドライバー」よりも球をつかまえやすく感じました。

AI設計の「フラッシュフェース」は2022年版へバージョンアップ

【ホッシー】
どのモデルを打っても、最新版「フラッシュフェース」のおかげでボールスピードは速いですよね。

【ツルさん】
「ローグ ST」シリーズでもっとも印象的な性能は、芯を外して打ってもボールスピードが落ちにくいところ。ミスヒットしても飛距離が落ちにくい性能は、とくにアマチュアゴルファーが大きな恩恵を受けられるはず。球が上がりやすいし、つかまえやすいし、安定して飛ばせる。「ローグ ST」は、とにかくやさしいシリーズと言えますね。

【ホッシー】
個々のモデルは、改めて弾道計測をしながら今後詳しくレポートしていきます。今年も引き続き、GDOの新製品レポートをよろしくお願いします！！

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■ 試打したクラブのスペック

キャロウェイ ローグ ST MAX ドライバー
●ロフト角：10.5度 ●シャフト：VENTUS 5 for Callaway ●硬さ：S

キャロウェイ ローグ ST MAX D ドライバー
●ロフト角：10.5度 ●シャフト：VENTUS 5 for Callaway ●硬さ：S

キャロウェイ ローグ ST MAX LS ドライバー
●ロフト角：9度 ●シャフト：TENSEI 55 for Callaway ●硬さ：S