今季最強クラスの“スライスキラー”は「つかまる×低スピン」 コブラ「OPTM MAX-D」ドライバー

新製品レポート「OPTM MAX-D」
ドローバイアスモデルの「OPTM MAX-D」ドライバー

コブラのニュードライバー「OPTM(オプティム)シリーズ」が2026年1月に登場し、「OPTM X」「OPTM MAX-K」「OPTM MAX-D」「OPTM LS」の4モデルがラインアップされた。シリーズ全モデルに共通して、慣性モーメントを高めながらPOI(慣性乗積)を低減することで、安定感と操作性を両立しているのが特徴だ。今回はその中でも、右のミスを減らしたいスライサーに狙いを定めたドローバイアス設計の「OPTM MAX-D」をピックアップ。ギア知識が豊富なミタさんがヘッドの特徴を解説し、飛距離性能・打感・構えやすさをアスリートゴルファーのコウタロウ(HS50m/s)とベテランゴルファーのシオさん(HS40m/s)が試打&分析する。

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前作のMAX-Dよりソールデザインもスッキリした印象

【ミタさん】
今回はコブラの「OPTM MAX-D」を紹介します。シリーズのドローバイアスモデルです。

【コウタロウ】
アベレージゴルファーやスライサーでも使えるモデルですね。

【シオさん】
前モデル「DS-ADAPT MAX-D」は、私の場合は左にしか行きませんでした。

【ミタさん】
「OPTM MAX-D」も内部ウエートをヒール寄りに最適化し、重心距離を短くしています。フェースが返りやすく、ドローヒッターには扱いにくい場合があります。

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後方部のウエートは脱着不可となる

【シオさん】
ただ、前モデルは他のモデルより軽くて振りやすいクラブでした。

【ミタさん】
「OPTM MAX-D」も総重量が純正Rシャフトで290gを切る軽量仕様です。

【コウタロウ】
ハードな印象のあるコブラですが、これならヘッドスピード40m/s前後でも扱えそうです。

【ミタさん】
ロフト設定は10.5度と12度。9度台がないことからも、スタンダードの「OPTM X」が少しハードと感じる層をターゲットにしていることがわかります。

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ヒール側にボリュームがありボールを包み込むようなイメージが持てる

【コウタロウ】
「OPTM MAX-D」もPOIを小さく設計してあるんですか?

【ミタさん】
はい。シリーズ共通で、慣性モーメントを大きく保ちながら操作性を向上しています。「球がつかまる」というより「球をつかまえられる」設計です。

【シオさん】
「OPTM」シリーズは、スタンダードの「OPTM X」、高MOIの「OPTM MAX-K」ともに、前モデル「DS-ADAPT」シリーズよりもつかまりがよかったですが、「OPTM MAX-D」はどうでしょうね。

【ミタさん】
実際に打って確かめてみましょう。

つかまって低スピン。スライサーが飛ばせる要素満載

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クラブ重量も軽くてとても振りやすい(シオさん)

【ミタさん】
構えた印象はどうですか?

【シオさん】
「DS-ADAPT MAX-D」より角張った感じがなく、フックフェースながら形状のまとまりが良くなっています。

【コウタロウ】
ヒール側ボリュームのある形状そのものが、つかまり感を生んでいるようです。

【シオさん】
右のミスが出るゴルファーにとって安心できるヘッド形状ですね。

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前作よりもさらにフェースターンがしやすいですね(コウタロウ)

【ミタさん】
弾道はどうですか?

【コウタロウ】
前作以上につかまります。フェードヒッターの私でも、普通にスイングして強めのドロー回転がかかりました。

【シオさん】
私も左への弾道でした。つかまりやすく、「OPTM MAX-K」よりさらに低スピンです。

【コウタロウ】
他モデルはロフト9度で試打しましたが、MAX-Dは10.5度で平均約2300回転の低スピン。高弾道をやさしく打てるタイプというより、低スピンで強い弾道が特徴的です。コブラらしさですよね。

【ミタさん】
低スピンはサイドスピンの少なさ、すなわち曲がらない弾道にもつながります。これはスライサーにとって大きなメリットです。

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G440 SFTよりもつかまると思う(コウタロウ)

【ミタさん】
コウタロウはフューチャーフィット33を使って弾道を調整していましたね。

【コウタロウ】
つかまりを抑える「A5(ライ角2度フラット)」に設定しました。打ち出し方向はやや右寄りになり、打ち出し角も高くなります。それでも球はしっかりつかまるので、やっぱりこのドローバイアスは本物です(笑)。

【ミタさん】
フューチャーフィット33は標準からさらに強くつかまえる設定も可能。重度のスライサーにも対応できます。

ターゲットは明確。現行最強のスライスキラー

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スライサーはぜひ使ってほしいと太鼓判(コウタロウ/シオさん)

【ミタさん】
総合的に見て、どんなゴルファーに向いていると言えそうですか?

【コウタロウ】
完全にスライサー向けのドライバーです。右にしか行かない人でも、フェアウェイに収められる可能性が高い。プッシュスライスに悩む人には特におすすめです。

【シオさん】
弾道が高い強めのスライサーなら、方向補正とともに飛距離アップも狙えるはずです。

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平均試打データ。フェードヒッターのコウタロウもドロー系の弾道に

【ミタさん】
「OPTM MAX-D」は、ターゲットを絞ったわかりやすいドライバーと言えると思います。慣性モーメントはやや小さめですが、そのぶん重心距離は短く、POIも小さくてフェースがさらに返りやすい。とにかく結果を求めるスライサーは、試してみるべきでしょう。コースの右サイドを歩く確率が大幅に減ると思います。

【シオさん】
まさに現行ドライバーの中で最強クラスのスライスキラーです。

まとめ

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フックフェースの見え方は賛否両論
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ミタさん プロフィール

1978年生まれ。かつてのサッカー少年が父の影響でゴルフを始めたのは高校生のとき。2014年にゴルフテックに入社し、レッスンコーチ兼クラブフィッターとして活躍した。現在はギア知識を活かして、コンテンツの企画を担当。洋服や車など好きな「モノ」への探求心が人一倍強く、作り手の素材や製法へのこだわりが大好物。デニムやスニーカーへの知識も豊富。

コウタロウ プロフィール

1985年生まれ。「日本一の漫才師」を夢見た幼少期を経て、学生時代はゴルフに没頭。日本アマなどに出場した。日本プロゴルフ協会(PGA)ティーチングライセンスを取得した2012年にゴルフテックに入社。長年、レッスンコーチを務めていたが、現在はコンテンツに出たり、作ったりしている。ヘッドスピードは50m/s前後。持ち球はフェード。最近は四十肩との付き合い方を模索中。

シオさん プロフィール

1967年生まれ。GDOでは古参の編集部員。若い頃は小ぶりヘッドのドライバーとマッスルバックのアイアンを愛用していたが、近年ではミスに強く、飛ばせるギアを好んで使用している。ヘッドスピードは40m/s前後。ミドルアイアンでグリーンに止まる球が打てないことが最近の悩み。持ち球は低めのドロー。平均スコアは80くらい。

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