僕らもイケるトリプルダイヤ?!初速モンスターに“やさしさスパイス”がプラス キャロウェイ「クアンタム ◆◆◆/◆◆◆MAX」
3層フェース構造で注目を集めるキャロウェイの最新「クアンタムシリーズ」。女子ツアーでも操作性と飛距離性能のバランスに優れた「◆◆◆(トリプルダイヤモンド)シリーズ」の使用選手は多く、ひときわ存在感を放っている。今回はそのラインアップから、「◆◆◆」と「◆◆◆ MAX」の2モデルをピックアップ。ギア知識が豊富なミタさんがヘッドの特徴を解説し、飛距離性能・打感・構えやすさをアスリートゴルファーのコウタロウ(HS50m/s)とベテランゴルファーのシオさん(HS40m/s)が試打&分析する。
トリプルダイヤモンドシリーズは360度カーボンシャーシ!
【ミタさん】
今回紹介するのはキャロウェイの「クアンタム ◆◆◆」(以下◆◆◆)と「クアンタム ◆◆◆ MAX」(以下◆◆◆ MAX)です。
【コウタロウ】
◆◆◆は登場の度に性能面で期待感の高いモデルですね。
【ミタさん】
発売から約1ケ月が経過し、「クアンタムシリーズ」の中でも特に注目度が高く、多くのゴルファーから支持されているのが◆◆◆ MAXです。
【シオさん】
構造的に「クアンタム MAX」とは何が違いますか?
【ミタさん】
◆◆◆と◆◆◆ MAXはボディ部分に360度カーボンシャーシを採用。ヘッド全周に渡ってカーボン構造を配置することで軽量化し、余剰重量を最適に配分。飛距離性能と操作性を高次元で融合した設計になっており、ツアー選手から「狙える飛び」として評価が高いようです。
【シオさん】
三層フェースは「クアンタム MAX」と同じですか?
【ミタさん】
基本は同じ構造で、チタン・ポリメッシュ・カーボンの三層。チタンが74%、ポリメッシュ12%、カーボン14%という素材配分です。ただ、AIフェースにはアスリートや上級者の打点データを反映させており、MAXとは異なる肉厚分布になっています。
【コウタロウ】
◆◆◆と◆◆◆ MAXの違いは?
【ミタさん】
◆◆◆はヘッド体積450ccの洋梨形状で、重心が最も浅いロースピンモデル。◆◆◆ MAXは洋梨形状を保ちながらヘッド体積を460ccに拡大し、◆◆◆よりも慣性モーメントを高め安定性を持たせたモデルです。
【コウタロウ】
毎年◆◆◆といえば、ボールスピードがウリですよね。今回もどのくらい出るのか楽しみです。
試打した印象は?◆◆◆ MAXがエース候補に!?
【シオさん】
両モデルとも顔が良く、ポンと置いたときにフェースがスクエアに構えられます。
【コウタロウ】
◆◆◆はプロや上級者好みの引き締まった顔、◆◆◆ MAXは460ccとは思えないシャープさです。
【ミタさん】
打った印象は?
【コウタロウ】
打感と打球音が他モデルとは全く違い、締まった感触で強い弾道が打てます。2モデルともボールスピードは平均で74m/s超えなので、さすがトリプルダイヤ!って感じです。
【ミタさん】
2モデルの違いはありましたか?
【コウタロウ】
◆◆◆はパワーヒッター向けで、ヘッドスピードが上がるほど飛距離のポテンシャルが増すモデルです。
【ミタさん】
◆◆◆ MAXは?
【コウタロウ】
ボールスピードはほぼ同等で、◆◆◆の打感と、クアンタム MAXの寛容性が程よく入ったバランス系。スピン量は◆◆◆よりもやや多めなので、アスリートだけでなく幅広い層に合うと思います。ロースピンモデルユーザーとしては、このやさしさはありがたい。個人的にもかなりお気に入りです。
【ミタさん】
シオさんはどうでしたか?
【シオさん】
◆◆◆はスピン量が少なくて打球が上がらなかったですが、◆◆◆ MAXは意外と打ち出し角があって、高さが出ました。操作性もあって、ダウンスイングからインパクトまでのタイミングを合わせやすかったです。
【ミタさん】
ラウンドで使えそうでしたか?
【シオさん】
◆◆◆ MAXはいけそうですね。私はクアンタムシリーズならMAX FASTを買おうと思っていましたが、この初速性能はやっぱり魅力がありますね。◆◆◆ MAXも候補に入れたくなりました。
【ミタさん】
どんなゴルファーに向いていますか?
【コウタロウ】
◆◆◆はHS45m/s以上で、飛距離、操作性特化のわかりやすいアスリート向けモデル。◆◆◆ MAXはHS43m/s前後のベテランや、シビアさを避けたいアスリートにもフィットするでしょう。
【シオさん】
◆◆◆ MAXはその名の通り◆◆◆とクアンタム MAXのいいとこ取りをしたようなモデルです。デザインもかっこいいので、注目される理由がよくわかりました。
【ミタさん】
アスリートやプロ仕様のイメージがある◆◆◆シリーズですが、◆◆◆ MAXはアマチュアでもある程度ボールをつかまえられる方であれば扱えるでしょう。◆◆◆とクアンタム MAXの中間~やや◆◆◆寄りのスペックで、飛距離性能と寛容性を兼ね備えています。◆◆◆は歴代モデルの特徴を継承し、今年のモデルでも高い初速性能を記録しました。パワーヒッターは間違いなく試して欲しいモデルです。
【コウタロウ】
◆◆◆ MAXの微量のやさしさスパイスにハマっちゃいました。
まとめ
■ 試打したクラブのスペック
キャロウェイ クアンタム トリプルダイヤモンドドライバー
●ロフト角:9度(コウタロウ)、10.5度(シオさん)●シャフト:ベンタス TR RED(コウタロウ)、ATHLEMAX 50(シオさん)●硬さ:X(コウタロウ)、S(シオさん)
キャロウェイ クアンタム トリプルダイヤモンド MAXドライバー
●ロフト角:9度(コウタロウ)、10.5度(シオさん)●シャフト:ベンタス TR RED(コウタロウ)、ATHLEMAX 50(シオさん)●硬さ:X(コウタロウ)、S(シオさん)
ミタさん プロフィール
1978年生まれ。かつてのサッカー少年が父の影響でゴルフを始めたのは高校生のとき。2014年にゴルフテックに入社し、レッスンコーチ兼クラブフィッターとして活躍した。現在はギア知識を活かして、コンテンツの企画を担当。洋服や車など好きな「モノ」への探求心が人一倍強く、作り手の素材や製法へのこだわりが大好物。デニムやスニーカーへの知識も豊富。
コウタロウ プロフィール
1985年生まれ。「日本一の漫才師」を夢見た幼少期を経て、学生時代はゴルフに没頭。日本アマなどに出場した。日本プロゴルフ協会(PGA)ティーチングライセンスを取得した2012年にゴルフテックに入社。長年、レッスンコーチを務めていたが、現在はコンテンツに出たり、作ったりしている。ヘッドスピードは50m/s前後。持ち球はフェード。最近は四十肩との付き合い方を模索中。
シオさん プロフィール
1967年生まれ。GDOでは古参の編集部員。若い頃は小ぶりヘッドのドライバーとマッスルバックのアイアンを愛用していたが、近年ではミスに強く、飛ばせるギアを好んで使用している。ヘッドスピードは40m/s前後。ミドルアイアンでグリーンに止まる球が打てないことが最近の悩み。持ち球は低めのドロー。平均スコアは80くらい。