シャフトでこんなに変わるんだ!

たまに出るスライスをなくすためのシャフト

2017/09/16 12:00

原因はタイミングの「ズレ」!

関プロ「伏見さんは、強いタメを使って飛ばしていくスイングです。ですので、タイミングが外れてしまうと、大きく曲げてしまう危険性があります。こういったミスを減らすには、伏見さんのタイミングに合う、強いタメに負けないシャフトを使う必要がありますね」

手元側がしっかりしたシャフトを試打

■ 現在のシャフト:

オリムピック デラマックス01、65D、フレックスSX
適度にボールがつかまるダブルキックのシャフト。手元側と先端側にしなりのポイントがある。

■ おすすめシャフト4本:

手元側がしっかりした、適度につかまる“先しなり”のシャフト。

1.グラファイトデザイン ツアーAD MJ、6 S
中間部からやや先端側にかけて動くシャフト。先端は硬めに仕上がっており、ミートしやすい。

2.三菱ケミカル フブキ V、60 S
中間がしなるが、先端に重心を持ってくることで当たり負けしにくく、ボール初速を上げる効果を狙った設計が施されている。

3.UST マミヤ アッタス クール、6S
手元側に適度な剛性を持たせ、中間から先端にかけてしなやかに動く。つかまりが良く、ヘッドを走らせやすい設計。

4.フジクラ ダイヤモンド スピーダー、6S
手元側と先端に剛性を持たせたシャフト。中間部のやや先端側が大きくしなるが、ねじれを軽減しているため、曲がりは少ない。

差が出るのは、ミスが出たとき!

関プロ「タイミングの取りにくいシャフトでも、上級者はある程度アジャストできてしまうものです。伏見さんも、スイングに合っていないモデルだったのですが、練習量で何とかカバーできていました。ですが、その差が出てしまうのは、力んでしまった時のショット。シャフトの合っている、合っていないの違いは、ミスショットの幅に表れるものなのです」

(次のページで、おすすめ4本からジャストな1本を絞り込み!)

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