たまに出るスライスをなくすためのシャフト
2017/09/16 12:00
選ぶポイントは「振り抜き感」
関プロ「タイミングが合わないシャフトを使っている人は、スイングの中のどこかでアジャストしなければならないため、気持ちよく振り抜くことが難しくなります。タイミングの合うシャフトを選ぶポイントは、試打してみて振り抜き感が気持ちいいかどうか。気持ちよく振り抜けるものであれば、たとえミスをしても、無意識なアジャストがしやすいため、曲がり幅が少なくなるのです」
おすすめシャフト4本の弾道測定値をチェック！
| ツアーAD MJ | フブキ V | アッタス クール | ダイヤモンドスピ―ダー | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| HS(m/s) | 44.5 | 45.3 | 45.8 | 45.6 | |||||
| ボール初速(m/s) | 64.9 | 66.3 | 67.9 | 64.5 | |||||
| ミート率 | 1.46 | 1.47 | 1.49 | 1.42 | |||||
| キャリー(y) | 240.2 | 242.8 | 255.0 | 239.6 | |||||
| 飛距離(y) | 251.4 | 253.2 | 268.4 | 251.7 | |||||
| フェース角(度) | -0.6 | -1.5 | -1.8 | -1.2 | |||||
| バックスピン(rpm) | 2347 | 2367 | 2330 | 2336 | |||||
| サイドスピン(rpm) | -45 | 40 | 73 | -99 | |||||
| ボール方向(度) | -1.3 | -0.4 | -1.4 | -2.0 | |||||
| 打ち出し角(度) | 16.6 | 16.5 | 13.6 | 16.4 |
タイミングが取りやすいモデルはコレ！
●関プロがテスターのために選んだシャフトは・・・
UST マミヤ アッタス クール、6S
関プロ「手元が硬いモデルの中で比較的新しく特性の違うシャフトを選んでみましたが、伏見さんの持ち球であるフェードで安定感があったのが、アッタス クールでした。距離も平均して飛んでいましたし、ボール初速もしっかりと出ていました。これだけ安定していれば、ミスしても大きなスライスにはならないでしょう」
しっくりこない＝シャフト見直しのサイン！
関プロは最後に「自身のポテンシャルを生かすも、ヘッドの性能を生かすも、シャフトとのマッチングがものをいいます。スイングがいまいちしっくりこないなら、一度シャフトを見直してみると良いと思いますよ」と締めくくった。
一発のミスを最小限に抑えるために選ぶべきモデルは、振り抜きやすさとスイングのタイミングが合ったものということがわかった。この条件を満たしたものを探し出すことこそ、さらなるレベルアップを図るために必要なカギといえそうだ。