マーク金井の試打インプレッション

テーラーメイド R9 ドライバー

2009/05/12 00:00

クラブを計測してみると?

シャフトの長さはヒールエンド法で計測すると44.5インチ。短めの設定でシャフトもしっかりしているためシャープに振りたい人と相性がよさそうだ。

今どきのドライバーと比較すると、まず目につくのがライ角度。最近は60度前後なのが多いことを考えると、かなりフラットな設定。そして、フェース角はマイナス1度とややオープン。左へのミスが出にくいように設定されている。そして、ヒールエンド法計測とはいえ44.5インチは短めの設定。この長さでバランスがD3と言うことは、ヘッド重量は軽く200gを越えている。全体的には、非力なスライサーよりも、左のミスを嫌うプロ、上級者向けのスペックだが、リアルロフトはかなりソフトスペック。9.5度表示で11.25度なので、アベレージ向けドライバーに近いスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトモトーレS
ロフト(度)9.59.5
リアルロフト(度)11.2511.25
ライ角(度)57.557.5
フェース角(度)マイナス1マイナス1
長さ(インチ)44.544.5
振動数(cpm)256256
自分に合ったスペックは≫
1 2 3 4 5
テーラーメイド
フェース、ロフト、ライ角が調整できるゲーム性の高いクラブ
発売日:2009/03 オープンプライス