ナイキ ヴィクトリー レッド ストレートフィット ツアー ドライバー
2010/04/20 10:00
構えてみると?
ナイキのフラッグシップブランド「ヴィクトリーレッド」。体積はロフトによって少し異なり、9.5度は440CC、10.5度が460CC。どちらもアスリート向けモデルだけあって投影面積は小さめで、丸み感が強いデザイン。クラウン後方が2段になっていることもあって塊感が強い。リアルロフトも少なめなので、構えただけでアスリート向けであることがハッキリ分かる。
ソール側のデザインで目を引くのがフェース側の大きな凹み。凹みの幅は約10ミリ。ヒールからトウにかけて大胆にソールがカッティングされている。赤と黒のカラーリングも相まって、デザインにこだわりを感じる。 そして、アドレス時に目に入るのがネック。ヘッド脱着構造になっているので、ネック部分には脱着のネジが付く。ネックのボリュームがあって、デザイン的にはギミック感を上手くアピールしている。
シャフトはヘッドに比べるとややソフト。純正シャフト「VR510D」はアスリート向けにしては軟らかい。ワッグルすると手元から中間部分がクイッと大きめにしなる。ハードなヘッドに、ソフトなシャフトの組み合わせ。そして、脱着式構造でクラブのスペックを大きく変えられる・・・。機能満載のナイキのフラッグシップドライバー。どんなゴルファーに合うのかじっくりテストしてみたいと思う。