マーク金井の試打インプレッション

ヤマハ インプレスX V440パワーレングス ドライバー

2011/02/01 10:00

自分に合ったスペックは?

弾道計測してみると・・・打ち出し角度はそれほど高くなく、キャリーとランで飛距離が稼げるタイプだ

アスリート向けだけあってリアルロフトが多め。ヘッドスピードが早めの人でも吹き上がりづらいクラブなので、ロフトで見栄を張るのは禁物。低い弾道を打ちたい人を除けば、ロフトは9度よりも10度の方が扱いやすいし、イメージ通りの弾道が打ちやすいだろう。

純正Sシャフトはアスリート向けだけあって「硬め」。トップからダウンの切り返しでタメをキープできる人と相性がいいシャフトだ。Sシャフトのヘッドスピードのストライクゾーンは44~49m/s。

カスタムシャフトも豊富にラインアップされており、シャフトの手元側のしなりを求める人には、フジクラ モトーレスピーダーVC6.2や三菱レイヨン ディアマナ アヒナがお勧め。またグラファイトデザイン ツアーAD DJ-6もヘッドとの相性がすこぶるいい。

弾道測定データ

シャフトグラファイトデザイン ツアーAD LV-6(S)
ロフト(度)10
長さ(インチ)46
飛距離(ヤード)265.7
初速(m/s)66.1
打ち出し角(度)14
スピン量(rpm)2582
1 2 3 4 5
ヤマハ
“操作性”と“飛び”を両立
発売日:2010/11/27 オープンプライス