マーク金井の試打インプレッション

ブリヂストン ツアーステージ X-DRIVE 705 Type415

2011/07/26 10:00

構えてみると?

体積は415cc、ディープフェースでヘッドも黒く、引き締まって見える

ブリヂストンのアスリートモデルであるX-DRIVEシリーズ。現行モデルである705シリーズはヘッドが2種類ラインアップされ、今回試打するのはヘッドが小さい方の「type415」。名前が示す通りヘッド体積は415CCと小ぶり。ブラック塗装されたヘッドは、ディープバック形状も影響して投影面積も小さめだ。

丸型形状のヘッドはトウ、ヒールが均等に見える設計でスライサーにもフッカーにも構えやすい。全体的なフォルムは同社の「X-DRIVE 405」(2004年発売)と非常に似ている。違いを上げれば、タイプ415の方が若干ネックが太いぐらいである。

フェースの厚みは約55ミリ。セミディープフェースだが、ヘッド後方はディープバックが高い。見た目は、ことさら重心を低くしようという意図は窺えない。プロ、アスリート向けモデルだけあって、リアルロフトも少なめで、表示ロフトとリアルロフトがほぼ同じぐらい。やさしさよりも、吹き上がりにくさを優先しての配慮だろう。

長さは45.25インチ。アスリート向けモデルとしてはやや長め。ヘッドが小ぶりなこともあって、クラブは少し長く感じる。見た目は、いかにもプロモデルといった仕上がりの「type415」。見た目通り、ハードヒッター御用達モデルなのかどうか、じっくりテストしてみたいと思う。

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ブリヂストン
小ぶりヘッドで弾道を自在に操る
発売日:2010/11/05 オープンプライス