マーク金井の試打インプレッション

ブリヂストン ツアーステージ X-DRIVE 705 Type415

2011/07/26 10:00

クラブを計測してみると?

純正シャフトの「ツアーデザイン B11-01w」(S)の振動数は257cpm。純正品にしてはハードな設計で、ある程度のパワーが求められる

ライ角は59.25度とややフラット。フェース角は±0度だが、捕まりはそれほど良くない。重心が浅めなこと、そして重心アングルが22.5度と少ないことが、捕まりを抑えてるのだろう。

シャフトは手元の剛性が高く、中間部分がややしなる弾き系。トルクはメーカー値で3.4と非常に少なく、実際にスイングしてみてもねじれをほとんど感じない。トルクが少ないとシャフトは硬く感じるが、この「ツアーデザイン B11-01w」も振動数よりも硬く感じるシャフト。振動数は257cpmだが、使いこなすにはある程度のパワーが必要だ。 長さはメーカー値、実測値とも45.25インチ。クラブ重量は310.5グラムでバランスはD1。45インチ換算すると313g前後。30~55歳ぐらいで、体力が平均的、もしくは平均を上回るゴルファーにちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトツアーデザイン B11-01w(S)
ロフト(度)9.59.5
リアルロフト(度)9.759.75
ライ角(度)59.2559.25
フェース角(度)±0±0
長さ(インチ)45.2545.25
振動数(cpm)257257
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