ロイヤルコレクション BBD 106V フォージド ドライバー
2013/09/24 09:00
クラブを計測してみると?
9.5度表示でリアルロフトは7.75度。ライ角は57.25度。フェースアングルは-0.25度。アスリート向けだけあってリアルロフトは非常に少なく、フェースアングルはわずかにオープン。ライ角度もフラットで、見た目だけでなく、スペック的にも「捕まり過ぎない」「左に行きづらい」ドライバーである。重心アングルは23.5度と平均的なので、実際に打ってみるとヘッドの操作性はニュートラル。オートマチックに真っ直ぐ飛ばすことよりも、マニュアル感覚でドロー、フェードが打ち分けやすく仕上がっている。
標準装着のフジクラ ランバックス RC(Sフレックス)は振動数が259cpmでセンターフレックス値が4.56。純正シャフトとしては硬めで、アフターマーケット用シャフトとしてもやや硬い部類だ。手元側と中間部分がしっかりしていて、中間から先端部分がしなるタイプ。ダウンからインパクトにかけてヘッドの加速感を味わえるシャフトである。
長さはメーカー値が45.5インチで実測値が44.75(ヒールエンド計測)。ロイコレはこのモデルから、長さの計測法を変えており、60度測定法で長さを表示している。クラブ重量は310.3g。バランスはD0.5。45インチ換算すると308g前後。このスペックだと30~55歳ぐらいで体力が平均的、もしくは平均以上のゴルファーにちょうどいい。
クラブ測定データ
シャフト | フジクラ ランバックス RC(60S) |
ロフト(度) | 9.5 |
リアルロフト(度) | 7.75 |
ライ角(度) | 57.25 |
フェース角(度) | -0.25 |
長さ(インチ) | 44.75 |
振動数(cpm) | 259 |