マーク金井の試打インプレッション

ダンロップ ゼクシオ エイト ドライバー

2013/12/10 09:00

クラブを計測してみると?

シャフトを手で曲げてみるとこれだけ曲がる!しっかり感を求めるなら普段よりも0.5~1ほど硬くした方がよい

フェース角は+0.75度。表示9.5度でリアルロフトは11度。ライ角度は61.25度と非常にアップライト。重心アングルも26.5度と大きい。前作に比べると、すべてのスペックが捕まり重視になっている。フッカーよりもスライサーへのお助け度が強いドライバーである。

純正のMP-800は前作のMP-700と比較すると、明らかに軟らかい。ダンロップが提唱しているインターナショナルフレックスは5333。中間から先端側が非常にソフトなのが数値でも証明されている。硬さの目安となる振動数は231cpm。これは同社のスリクソンの純正Sシャフトに比べると、2ランク以上軟らかい設定だ。トルクは5.6から5.7と0.1増えた。適度なねじれ感があるので、スイングが乱れてもタイミングが取りやすくなっている。

長さはメーカー値が45.5インチで実測値が46インチ(※60度測定法)。クラブ重量は純正Sで274.5グラム。45インチ換算にすると285グラムぐらいか。55歳以上で体力が平均的なゴルファーに扱いやすいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトMP-800(S)
ロフト(度)9.5
リアルロフト(度)11
ライ角(度)61.25
フェース角(度)+0.75
長さ(インチ)46
振動数(cpm)234
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ダンロップ
発売日:2013/12/07 参考価格: 86,400円