テーラーメイド グローレ ドライバー(2014年)
2013/12/17 09:00
構えてみると?
白ヘッドでお馴染みのテーラーメイドのプレミアムモデルに位置付けられるグローレ。そのモデルチェンジ版が今回試打する2作目のグローレ ドライバー(2014年)だ。プレミアムゴルファー向けと謳っているドライバーだけあって高級感に溢れている。
今回のモデルチェンジでまず目につくのが巨大なフェース。70層ものカーボン素材を重ね併せて作ることで、従来のフェースよりも30%も面積を拡大、そして45%も軽く作られているそうだ(メーカー調べ)。定規で測ってみるとフェース高は約67ミリもあった。これは先般発売されたグローレリザーブと同じ。初代グローレよりも10ミリ以上もフェースが分厚い。フェースを見ると迫力満点だが、フェース面が黒いのでそれほど威圧感はない。ヘッド色はガラッと変わって濃いグレー。クラウン部分にはグラフィックが施されている。ソールのカラーリングはブラックとダークシルバー。グローレのロゴが斜めに大きく入る。バックフェース側のライオンはゴールドで装われている。
前作同様、シャフト脱着方式の弾道調整機能(可変機能)がついているが、重心位置(重量調整ネジ)は変えられない。シャフトの装着方向を変えることで、ライ角、フェース角、リアルロフトが調整できるようになっている。体積はルール最大級の460CC。投影面積が非常に大きくい。超ディープフェースが採用されいるので、アドレスする体積以上に大きく感じる。
ハイテク素材のカーボンをフェースに採用することで革新的な設計が実現したとアピールしているグローレ。飛距離性能、そしてどんなゴルファーと相性が良いのかを、じっくりテストしてみたいと思う。