テーラーメイド グローレ ドライバー(2014年)
2013/12/17 09:00
クラブを計測してみると?
ノーマルポジションだとフェース角が+1度。でリアルロフトが10.75度(表示9.5度。ライ角度は58.75度。捕まりの目安となる重心アングルは19.5度。フックフェースな点を除けば、捕まりを強く意識した設計ではなく、捕まり過ぎない感じに仕上がっている。一番捕まるクローズポジションに調整すると、フェース角が+2.25度となり、リアルロフトも12度と増えてくる。一番捕まらないポジションに調整すると、フェース角が-1度となりアルロフトは8.25度まで減ってくる。初代グローレに比べると2代目のグローレはスライサーよりもフッカー好みの重心特性になっている。
長さはメーカー値が46.5インチで実測値も46.5インチ(60度測定法での計測)。クラブ重量は289.2g。バランスはD3.5。バランスが出ているのはグリップが軽いのが影響していると思われる(グリップ重量38g)。純正S(GL2200)のシャフトの振動数は242cpm。中間から先端にかけて大きめにしなるシャフトである。45インチ換算にすると、重量は305g前後。40~65歳ぐらいで体力が平均的な男性ゴルファーにちょうどいいスペックだ。
クラブ測定データ
シャフト | GL2200(S) |
ロフト(度) | 9.5 |
リアルロフト(度) | 10.75 |
ライ角(度) | 56.5 |
フェース角(度) | +1 |
長さ(インチ) | 46.5 |
振動数(cpm) | 242 |