マーク金井の試打インプレッション

キャロウェイゴルフ BIG BERTHA ドライバー(2014年)

2014/04/22 09:00

クラブを計測してみると?

クラブ総重量は310gと純正クラブにしてはやや重く、体力がある程度あるゴルファーに向いている

ノーマルポジションの場合、表示ロフトが9度に対してリアルロフトが9.5度。フェース角が-0.75度でライ角は55.75度。フェースの向きはややオープン、ライ角は今どきドライバーの中ではかなりフラットになっている。重心アングルは24.5度と大きめに設定されており、これによってヘッドが返りやすくなっている。一番フェースが開いたポジションにするとフェース角は-3度となり、リアルロフトは8.75度となる。対して、一番フェースが閉じたポジションにするとフェース角は±0度で、リアルロフトは10度に増えてくる。調整機能に関しては、フッカーよりもスライサーの方が選択肢が多い感じに仕上がっている。
シャフトについては、今回試打した純正シャフト(グラファイトデザイン製)は、中間部分から先端にかけてしなる。トルクは5.5度と適度にあってタイミングが取りやすくなっている。硬さの目安となる振動数はSで242cpm。これはアベレージ向け純正シャフトとしては平均的な硬さだ。

長さはメーカー値が45.25インチで実測値が45.5インチ(60度測定法)クラブ重量は310.3グラム。バランスはD2。45インチ換算すると315g前後。想定ユーザーは25~60歳ぐらいと幅広く、体力が平均的なゴルファーにちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトキャロウェイBIG BERTHA専用(S)
ロフト(度)9
リアルロフト(度)9.5
ライ角(度)55.75
フェース角(度)-0.75
長さ(インチ)45.5
振動数(cpm)242
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キャロウェイ
発売日:2014/02/14 参考価格: 70,200円